池田澄子: ベスト100 (シリーズ自句自解 1)

著者 :
  • ふらんす堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781402208

作品紹介・あらすじ

◆必読入門書
俳句はこうして生まれる。
欲しかった一冊。
初句索引に加え、「俳句をつくるうえで大切なこと三つ」を書きおろしています。
入門書としては必須アイテムのシリーズです。

感想・レビュー・書評

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  • 良いとおもったものを引いておく。

    2  じゃんけんで負けて蛍に生まれたの
    6  草いきれ振り向きて振り向かれけり
    11 ピーマン切って中を明るくしてあげた
    27 薄氷に雨降るよわが排卵日
    38 あめつちや春をもやもや掻き玉子
    48 仮の世を仮に出てゆく雨合羽
    74 茄子焼いて冷やしてたましいの話
    92 鉄骨と隙間といずれ塔の冷え


    俳句はかかれたものとの距離が大事なんだろうなとは思う

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著者プロフィール

1936年3月25日 鎌倉に生まれ、多く新潟で育つ。
30歳代終り近く俳句に出会い、1975年「群島」入会のち同人。
1983年より三橋敏雄に私淑、のち師事。
1987年12月29日、「群島」主宰・堀井鶏逝去。「群島」終刊。三橋敏雄の勧めで「俳句評論」に準同人として入会、「面」句会に参加。高柳重信逝去により「俳句評論」終刊。その後、八王子の三橋敏雄指導「檣の会」に通う。
1988年「未定」「船団」、1995年「豈」に入会。
2001年12月1日、三橋敏雄、逝去。2016年、発行者・林桂の「鬣」の方々のご尽力で『定本 三橋敏雄全句集』が刊行された。有り難いことであった。
2021年 第21回現代俳句大賞受賞。

句集・『空の庭』(現代俳句協会賞)『いつしか人に生まれて』『ゆく船』『現代俳句文庫29・池田澄子句集』『たましいの話』(宗左近俳句大賞)『拝復』『思ってます』『此処』(読売文学賞、詩歌俳句賞、俳句四季大賞)。

対談集・『兜太百句を読む。・金子兜太×池田澄子』。

散文集・『休むに似たり』『あさがや草紙』『シリーズ自句自解Ⅰ・ベスト100 池田澄子』『本当は逢いたし』。

「豈」「トイ」同人。

「2022年 『三橋敏雄の百句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池田澄子の作品

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