レ・ミゼラブル (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781600246

感想・レビュー・書評

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  • 19年間の投獄生活を経て出獄したジャン・バルジャンは、ミリエル司教の導きにより新しい人生を歩むことを決心する。
    だが数年後、名前を変えて市長となったバルジャンの元にかつて牢獄で看守をしていたジャベールが警察署長として赴任してくる…。
    フランス最大の詩人にしてロマン派を代表する作家・ユゴーのベストセラーを漫画化。

    秋のある日、ミリエル司教の館を、ひとりの男が訪れる。名はジャン・ヴァルジャン。
    たった1本のパンを盗んだ罪で19年も服役していた。彼を暖かく迎え入れる司教。
    しかし、その夜、銀の食器をヴァルジャンは盗んでしまう。
    翌朝、彼を捕らえた憲兵に対して司教は「食器は私が与えたもの」だと告げて
    彼を放免させたうえに、二本の銀の燭台をも彼に差し出す。
    ヴァルジャンの穢れきった魂は司教の信ずる心に打ちのめされる。

    時を経て4年後、ジャンは模造宝石の産業を興して成功をおさめていた。
    そこにやってきたのは元の看守で今は、私服警官を務めるジャヴェールであった。

    「人間、何ごとにも正直で生きよう」というテーマが、最初と最後に提示されている。何ごとにも正直に生きようと決心した主人公が究極の善で、(コゼットをのぞけば)他の人物は何かしらの悪の部分を抱えていて、それぞれの行動ではその対比が描かれている。

    フランス革命、王政復古、7月革命と、体制⇔反体制で揺れ動く国の様子が、うまく背景になっている。

  • 最後まで正直であること。そしてそれを支えるヒトがいること。それが人間を立ち直らせていく。

  • 登場人物たちは皆どこかしらに悲しい面を抱えている。まさにタイトル通り、”Les Misérables”(哀れな、悲惨な)。主人公で前科者のジャン・バルジャンと法の番人ジャベールの2人のやり取りを中心に、他の登場人物が絡みながら話が展開していく。堕ちていくファンティーヌは読んでいて辛かった。革命でジャン・バルジャンが絶体絶命に陥る場面も山場だと思う。

    原文にも近いうちに触れたい。

  • 感想は後日。

  • 人に優しくすることで自分が人に優しくされるということを学んだ。

  • 原作読んでいないので、それを比べたレビューは出来ないが。
    単純にまんがとしておもしろい。

    名作と言うのは漫画になっても心打つものがある。
    社会は厳しいですね。とくに他人に対しては。
    時代背景が違うだけで、今の日本もあまり変わらないのでしょうか。

    ただ、変えられるとしたら自分の気持ちです。

    そうゆうメッセージのある本です。

    後、このような名作は、ミュージカルなどでも上演されてるので、知って置いて損はないと思います。
    アメリカのゴット・タレントって番組でスーザンボイルが歌ったのも、このレ・ミゼラブルからの曲だので、そうゆうことを知っていると楽しめます。

  • 罪人・ジャン・バルジャン・司教・改心・コレット・市長・愛
    こういう話だったんだ。。。

  • ミュージカル版は好きなのですが、ヴィクトル・ユーゴーの小説は概略しか知らないので、とりあえずコミックで読んでみました。

    ファンティーヌが髪の毛だけでなく前歯まで売るとか、ヴァルジャンとコゼットが修道院で暮らしてさらに偽名が増えるとか、マリウスの名前がマリユス表記だとか・・・・・
    舞台では端折られてる部分が描かれててよかったのですが、漫画にはエポニーヌが存在しない!!!Σ( ̄□ ̄;)
    ガブローシュはいるのに!!!
    あ、ちなみにガブローシュはエポニーヌの弟なんだそうですね、原作だと。

    そしてコミックの内容はジャベールの死までです☆
    あ、あとABCの友の死に際も・・・・違ってました・・・・。

    小説版、いつか読みたいけど長いからね・・・(==

  • ユゴーの「レ・ミゼラブル」のマンガ版。

    ちなみに、フランス語で「悲しい人々」っていう意味らしい。
    原作読みたいです。

    ジャンバルジャン⇒そのまんま東に似てる

    コゼット⇒かわいい。

    パンを盗んで、19年間投獄されたジャンバルジャンが改心して、
    市長になって活躍するけど、刑事に追われちゃうっていう話。

  • 昔、読んでも忘れてしまっていたり、舞台を見にいく前に、ざっくり分かっておきたいときにも、マンガがだったら すぐに読めて登場人物も覚えやすくて、助かります。これはミュージカルを観る前に読んだので、若干ステージ上で はしょられても話についていけて良かったです! 主人公の心の揺れ動きが良くわかって、感情移入できました。

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