- Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781605470
作品紹介・あらすじ
精神科医のユングは、フロイトが創始した「精神分析学」に共感し、交流を深めた。が、志向の違いからフロイトと決別したユングは、「無意識」の、より幅広い解釈の必要性を感じ、生涯をかけて無意識の探求へと乗り出す。人間の心理を解明し、また神話や錬金術、心霊などにまで、幅広い解釈をもたらした、ユング心理学がよくわかる2冊を漫画化。
感想・レビュー・書評
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難しい…
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よい
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NDC(9版) 726.1 : 漫画.挿絵.童画
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レビュー省略
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まんがで読破を読破するシリーズ。
「分析心理学」と「自我の無意識」のタイトルがついているけど、大半はユングの伝記的なまとめ方で、彼の理論はどうやって作れられたかの背景の説明の方が中心。
ああ、高校の社会で習ったリビドーねって思って読んでたけど、俺の覚えているリビドーはフロイトのリビドーであって、ユングのリビドーでないのかな。
ただの心理学だと思っていましたが、哲学でもあり、時代背景的に政治や宗教も影響しているんだなと改めて再認識。 -
自己啓発系の無意識の力を借りるものは、これがおそらく大元になっている気がする。
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漫画で読破3冊目。
ユングは占星術を知る過程で知りました。
本書はユングが書いた「分析心理学」「自我と無意識」をベースに、当初の理論や思想を物語化したものだそうです。これを読んだだけではそれらについて語ることは難しいですが、ユングに更に興味をもつことができました。
ユングは内情の変化をマンダラを書いていた時期があることを知りました。それを知って、過去に僕を通して書いてもらったマンダラやイラストも似たようなことなのかなぁ、と思ったりもしました。(あれらが集合無意識の一部であって、それに繋がっていると思うとなんかワクワクします)
知ってはいるけど、自分の中で全く消化されていない、個性化のプロセス、統合、といった言葉も出てきました。本書を読んでるとそれについて少し理解がすすむような感覚がありました。冒頭の2冊を読めばもっと深まるんですかね。いずれ読んでみたいと思いました。
4冊目は「死者の書」がもうスタンバイされていますw -
『まんがで読破シリーズ』 フロイトに続きユングも読んでみた、内容的にもフロイトの続編的な扱いなのでフロイトから読んだほうが良さそう
フロイトの理論よりも、環境などにより幅広く核となるものは広く有りうるということなのだろうか?
正直なところ漫画にしても難解、多分文字だけで読んでいたらキツかったかも -
結局が見えなかった。
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たとえこの先迷いや不安が襲ってこようとも、それは我々が乗り越えなければ成らない試練である。その試練を乗り越えてはじめて我々の未来は明るく輝くのだ。そして我々にとってもっとも大切な事は自分の運命を肯定する事なのである。そうあることで自己はあらゆる真実にも耐えられる自我を獲得し、あらゆる運命にもうち勝つ個人となれるであろう。