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- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781606903
感想・レビュー・書評
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アダム・スミスは「近代経済学の父」と呼ばれているが、哲学者だけあって哲学的思想が根底にあるのだろう。
重商主義を批判し、生産性を高める分業も「モノの値段」も
利己心で成立する。
利己心によって個人が利益を追求していった結果、社会的分業体制となり「見えざる手」によって価格が均衡していく。
また、担うべき3つの国の役割が、(1)国防(2)司法(3)公共施設の整備(公共事業)という点には深く共感する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020.35
・分業が進み、単純労働ばかりしてると、思考力、問題解決力、工夫して取り組む力が衰える。
・教育については市場原理から外し、公共事業で行うべきである。
・長期的に、建設的な努力が必要。 -
工業化が進むと出てくる問題点は、この本の時点ですでにわかっていることばかり。しかし、現代に至るまで、解決したものはないような気がする。
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アダムスミス作。
教養が高まれば秩序が保てる。これも国家の役割である。