解体新書 (まんがで読破 MD104)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 66
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781607467

作品紹介・あらすじ

18世紀のヨーロッパでは、著しい医学の発達のもと、解剖学が隆盛していた。ドイツ人医師クルムスの著した解剖書『ターヘル・アナトミア』を手にした杉田玄白たちは、日本にもその新たな知識を広めるべく、本の翻訳を決意する-。鎖国中の厳しい出版事情のなか、江戸時代の日本人に新しい知識の扉を開いた人体解剖書を、翻訳者たちの軌跡とあわせて漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • まんがで読破を読破するシリーズ。
    杉田玄白と前野良沢、桂川甫周が「ターヘル・アナトミア」に出会い、まったく分からなかったオランダ語に苦労しながら、「解体新書」に訳していく様とその各章のポイントを少しずつ紹介していく構成。
    今だと、それが常識として知らされている内容でも、当時はカラダの中は未知の世界であり、大きな発見だったんだよな。

  • 人体解剖書の内容だけでなく、杉田玄白をはじめ、翻訳者たちの翻訳の情熱と軌跡をあわせて描いてある。
    その苦労と大志が生き生きと伝わってくる描写は成功しているのではないだろうか。

  • マンガでわかりやすく描いてくれている、このシリーズ好きです。

    歴史の教科書では、さらっと翻訳したように書いてあるけれど
    先生も辞書もない時代、さらっといくわけないな(^^;)
    情熱に感謝です。

  • 新書文庫

  • 0から1を起こすことの大変さと、それを実現させた人たち。その人たちが、またその後輩に影響を与えて、といいサイクルが続いていた江戸末期から明治の初期の日本。

  • 当時はオランダ語訳すのこんなに大変だったんだ。杉田らの知識を広めたいという熱意には感動させられる。

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