幽谷町の気まぐれな雷獣 (レガロシリーズ) (Regalo)

著者 :
  • イースト・プレス
4.03
  • (11)
  • (13)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 67
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781608013

作品紹介・あらすじ

片野萩子のイメージは、地味で真面目な委員長。一方、幼なじみの稲多大地は、気さくなイケメンで人気者。そんなカテゴリー違いの二人が、とある事件をきっかけに急接近!?山間の田舎町、幽谷町で繰り広げられる、恋と青春と、たまに変身(?)のハートフルご近所あやかし物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 真面目な委員長とイケメン幼馴染の青春あやかしもの。
    青春の描写がほんとツボ、学生の頃の風景が次々に浮かびます。
    等身大の男子高校生にきゅんきゅんしたい、田舎の空気感が好きな人におすすめ。

  • 最近疎遠な男の幼なじみ。同級生だけど口も利かない日々だったのに、彼の「ある姿」を見てしまって……。(あ、えろくないっす(笑))「Tiny Garden」の森崎緩さんの描き下ろし作品。少女小説読みにはおすすめな……って、最近少女小説に現代ものってほぼないんですけど、とても面白かった。大地きゅんの絶望的な表情が好きだ(笑)。そしてこれをはたで見ている人たちが、かわいそーだ。

  • 殺人事件読みすぎて疲れたので、ほんわかかわいいお話を読みたいなーと思い、以前から気になっていた森崎さんのこちらをチョイス。
    案の定、によによにやなやしながら読みました(笑)
    いや、もうかわいい!かわいいんですけどー!!
    幼馴染で真面目女子にイケメン男子!身長差とかツンデレとかヤキモチ焼きとか、もうキュンポイントがぱんぱんでたまらんかったです(笑)

    以下ネタバレ。

    いやいや、大地くんのかなりストレートすぎる愛情に気づかない萩子ちゃんに「にぶちゃんだなーもぅっ」とか思ってたんですが……え?クライマックス、雷獣大地くんに萩子ちゃんが叫んだアレは告白と受けとってもいいんですよねーって思ってたら、ラストの二人見てたら……もしかしてお互い恋だの愛だのはまだ早い感じのお子ちゃま……なのか?(笑)
    いやいや、でも化学同好会組には完全にカップル認定されてるし、付き合ってる、のか?
    結局は小学生時代のケンカ?の仲直りっていう収まり方……なのかな。
    いやいや、いやいやいや!アレはどー考えてもカレカノでしょう!


    まぁ、何が言いたいかっていうと、私も大地くんみたいな幼馴染が欲しかったなーってことで(笑)
    今風でチャラそうなのに、休みの日はお家のお手伝いするとかどれだけいい子なの。

    あ、上渡さんも好きです。もっと萩子ちゃんと接近して大地くんをヤキモキさせてほしい(笑)

    続編が出ているみたいなので、ぜひ買わなければ!

  • なんだか可愛い話しだった
    妖怪と言っても怖くないし、みんなほわほわキャラ
    恋愛要素もあるけど少なめ

  • 幼なじみという設定につられて読みましたが当たりでした。恋愛にまで至っていないふたりが可愛かった。

  • 大地が入れたオカモチのサイズが気になったり、余所んちの子の躾に呼ばれる出張雷親父の正体に息子は気付いてもいなかったのかとかはありますが。萩子ちゃんにかまってもらえるようになってからの大地が微笑ましかったり、実はわりと萩子ちゃんにお似合いな雰囲気の会長さんに大地がキョドる様が鉄板で、安定の幼なじみモノでしたな。続きがあるっぽいが、借り物なので読めるかは不明。

  • かわいいwwww
    こーんなかわいい本をまた何かの機会に手にする時が来るだろうなどとこれまでの私は思ったであろうかいや、あるまい。
    カッコイイ幼馴染の男の子が妖怪の種である雷獣ていうモノで、天女やら狐やらも人間に交じって登場しメアド交換したり一緒に下校したから女の子たちに嫉妬の眼むけられたりなどなど・・・・
    ずっと昔を思い出してキュンキュンし通し。
    表紙からしてラノベ。
    どうして寸暇を惜しむように、呼吸するように本を読み続けるこの私がいつ何の気まぐれを起こしてこの本を手にしたかは、誰かしっているひとはいるであろうか、いや、いるまい。
    当の本人でさえ理由など見つけられないのだから。
    ただ、手掛かりとなる考え得るべきことは「気まぐれ」ということに尽きないのではないだろうか。

  • 好みのイケメンに萌え震えた……!
    こういう幼馴染鉄板で、素直になれないツンデレイケメンは大好物です。

  • 小さい頃は大の仲良しだったのに、あるきっかけで疎遠になってしまった異性の幼馴染同士が絆を取り戻していくというお話。もともと幼馴染ものって好きなんですが、久々にストライクでした!
    妖怪ものという非現実的な設定に対して、二人の距離がだんだん近づいていく描写がリアルで読みやすいし、大地の萩子に対する言動が、幼馴染の独占欲なのか恋愛感情からくるのか微妙なところもじれったくてにやにやしてしまいました笑 それを温かく見守るポジションの同好会メンバーもいい子たちばっかりで癒されます。
    続編も出るそうなので、今から楽しみですv
     

  • う~ん・・・・普通というか、印象に残らないと言うか。絵も普通だったし、ちょっと想像しにくい箇所に限って絵がないので読みづらかったです。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

北海道函館市出身。
2010年『懸想する殿下の溜息』(イースト・プレス)でデビュー。2018年『総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?(受賞時タイトル:ランチからディナーまで六年)』(宝島社)と『隣の席の佐藤さん』(一二三書房)で第6回ネット小説大賞を受賞。他の著書に『総務課の渋澤君のお弁当 ひとくち召し上がれ』(宝島社)など。

「2022年 『小料理屋の播上君のお弁当 皆さま召し上がれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森崎緩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×