ボーイミーツガールの極端なもの

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781612935

感想・レビュー・書評

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  • 図書館予約ではない本を借りる時、装丁と書き出しをちらっとみるのですが"処女のおばあさん"とサボテン?混乱と関心が入りみだりすぐ手を取り。各話登場するサボテンは実在する物なのか…空想の植物を見ているようでした。

  • 短編が緩く繋がっていく、私の好きなタイプの小説。

    型にはまらないお話が多くて、自由な恋愛をテーマにしているのが心地よかった。

  • 恋愛と多肉植物のオムニバス。
    作者は「人のセックスを笑うな」の人。
    ゆるく繋がっていて、相手側の話もあるのがよかった。
    出来過ぎな感じは否めないけど、自分らしく、自分を出して、好きに恋愛していいんだなと思った。
    恋愛なんて自分基準で、自分に対してワガママになっていいんだなーと。

  • 色々な恋の話。どの話も全部良かった。
    それぞれの話のタイトルも良い。読み終わった後に最初のページに戻り、もう一度タイトルとサボテンの写真を眺めるのが楽しかった。

  • #陽の下で揺れるドレスの紫のふたりで決めるお似合いになる

  • 自分のようなサボテンを探したくなる本。

    登場人物それぞれの視点で描かれる短編集。
    全く別の話かと思いきや、所々で繋がりや接点が見えてくる。
    さまざまな恋愛観を各々の視点で描いていくが、どれも正解のように思う。

    多様性のある恋愛観に触れられる1冊。

  • 初めて読んだ作家さん。
    表紙に一目惚れしました。
    家族の短編で、それぞれにサボテンが出てくる。
    極端なラブストーリーだけど、なんとなく情景が浮かんできて、おもしろかった。

  • 「多肉植物って、時間だと思うんです」
    「時間が顔に出るのねえ。生まれ方より育ち方なのね」

    「ボーイミーツガール」の「極端」なもの、という題名が、恋愛の多様性に対する理解がまだまだされていないことを表しているようにも感じた。

  • 第一話と第六話が好きだった。
    恋の形は人それぞれ。短編集だけど登場人物たちがどこかで繋がっていて読んでて楽しかったです。
    サボテンが毎話でてくるけどそれも大事な役割してた。

  • 色々な愛。恋愛小説は苦手だけど、どの話もふんわり優しい気持ちになれて好きでした。最初のお話がとっても好き

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著者プロフィール

1978年生まれ。「人のセックスを笑うな」で2004年にデビュー。著書に『カツラ美容室別室』(河出書房新社)、『論理と感性は相反しない』(講談社)、『長い終わりが始まる』(講談社)、『この世は二人組ではできあがらない』(新潮社)、『昼田とハッコウ』(講談社)などがある。

「2019年 『ベランダ園芸で考えたこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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