- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781622668
作品紹介・あらすじ
「ノート」が変われば「思考」が変わる。「思考」が変われば「行動」が変わる。「行動」が変われば「人生」が変わる。日記・作業記録・発想メモ・思考整理・読書・研究・会議・ブレスト……今日からできて、一生役立つ 書き方の「型」を多数収録。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄chapter 1 知的道具としてのノート#1頭だけでかんがえるのは限界がある「もっと頭が良くなりたい」という願いをお持ちではないでしょうか。私たちの周りにはたくさんの情報があり、それを処理する必要に迫られています。問題解決、情報整理、情報発信、自己啓発、自己実現、……。日々の課題は山積みであり、情報処理に追われる毎日が続きます。よほどノーテンキな人以外は「ありのまま」で生きていくのは難しいと感じられるでしょう。そんなとき、「もっと頭が良くなりたい」という願いは切実なものになります。しかし、その願いは簡単には実現されません。コンピュータのようにパカッと頭を開いて新しい部品を追加するわけにもいきませんし、ネットから最新のソフトウェアをダウンロードするわけにもいきません。私たちは、私たちの頭と共に生きていくしかないのです。しかし、まったく手の打ちようがないかというとそういうわけでもありません。「道具」が役になってくれます。道具を使うことで、頭単体では実現不可能だったことを成し遂げられるようになるのです。力仕事ならわかりやすいでしょう。鍬、梃子、車輪、などを使えば、人の力だけでは成し遂げられないことが可能となります。大げさに言えば、そうした力道具たちは、人間の拡張をもたらすわけです。そうやって人類は、生活を拡大してきた歴史があります。頭仕事でも同じです。たとえばそろばんや電卓は、情報を「記録」してくれているおかげで、すごく難しい計算も成し遂げられるようになります。人間の計算能力を底上げしてくれるのです。こうした頭道具(あるいは知的道具)を使うことで、頭の「使い方」を変えることができます。もっと「うまく」頭を使っていけるようになるのです。自分の頭だけで頑張るのではなく、頭と道具の共同作業で目的を達成する。そんな風に捉えてみるとよいでしょう。ノートもそうした頭道具の一つと言えます。
感想・レビュー・書評
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ノートを書く事にずっと興味はあり、何冊か読んだ。
中でもこの本は初心者向けで、ノート選びから解説してくれるので、とても良いです。
しかし、それでも書いてみようと思わないのだから、私にはきっと、ノートは必要ないんでしょうw
手書きの記述例が掲載されているけど、字が汚すぎるw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【選書No】203
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読了 20240321
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着想研究知的生産
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私には必要なかった。
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「ノートの使い方大全」と言っても過言ではなかろうか…という本です。今現時点で必要でない「使い方」「書き方」であっても、何か困った時にこの本を開いて検索する…という使い方でも良いかなと思いました。
そういう意味で、今の自分に必要な箇所が少なかったので★3つに。
巻末の「ガイドブック」にある書籍の紹介はありがたいです。いくつか読んでみたい物がありました。 -
読了日 2023/11/29
倉下さんの新刊。上野の駅ナカ本屋で買って、帰りの電車と翌日の夜に読了。
ノートとはなにか、ということを、
物理的側面・運用的側面・利用的側面から述べた一冊。
罫線の意味とか、罫線見りゃ違いがあるのはわかるが、それが何に適しているかとか言語化したこと全くなかったことに気づく。名付けをすることで認識しやすく、扱いやすくなるように、そういうことを言葉にしておいてくれると、とても動きやすくなる。
著者は押し付けることを周到に避けているように感じる。これさえあれば!という即効性のある具体的な案は提示せず、「こういう方法もある。やってみたらいい」という態度でさいごまで話をしているので、拒否感を生じさせることなく読み切れた。
足元ばかり見つめて立ち止まっているひとの手を取って、視線を上げさせて、こういう道もある、でもここを行かなくてもいい、僕はこっちに行っているので、きみはどこか行きたいところに行くといい、と言われているようで、自分にとってはそれは心強い応援歌である。 -
イッツ マニアック。
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デジタル、アナログさまざまなノートってあるし、自分も仕事、趣味でノートはつけているが、これっとカチッと決まったものが見つけられていない。アナログだとあとで見るときの検索性や物理的にいつまで保存するかって悩みは尽きないし、かといって保存、検索(タグなどの付け方によるけど)には問題デジタルだと自由度が少ない。
以前からノート術、思考術などの著作のある倉下さんの新著。改めて、他の方のノート術を学ぶために。
個人的に模索しているのは、読書ノートとサッカーなどの観戦メモ。