村山談話20年目の真実 (イースト新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781650548

作品紹介・あらすじ

「自社さ」連立・村山政権の特殊性。中韓を喜ばせた「村山談話」と土下座外交の始まり。〓(とう)小平から江沢民への権力移譲。秘密裡に進められた閣議決定。外務省の画策。「村山談話」と「戦後70年談話」。

感想・レビュー・書評

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  • 村山談話の致命的欠陥は、定義できない文言(「侵略」「植民地支配」)を総理大臣の談話として盛り込んだことでしょう。
    それも個人的政治信条のごり押しで。
    それを許した政治的背景は、下野した自民党が権力に返り咲くために社会党と組んだために、ある程度社会党の主張にも耳を傾けざるを得なかった点にもある。(社会党も、日米安保や自衛隊を認めるという従来の政党理念を翻した)
    さらに、外務省にはびこる媚中派の存在も無視できません。
    また中曾根康弘氏が歴代総理の中で初めて靖国参拝取りやめをしたことで、脅せば外交カードとして使えると相手に思わせてしまったことや日本の総理として「過去に日本が侵略した」と初めに言った点でも愚かでした。(P149)
    最後に、こんなやり取りを紹介しておきます。(P172)
    藤井「村山談話が守られることで、村山さんや旧社会党の方々は、何かメリットがあるんでしょうか?」
    田沼「彼らの正義、彼らの理想が守られるんです。謝罪を続けることが、彼らにとっては素敵な日本なのでしょうね」
    自分たちの歪なドM嗜好を満足させるために、日本人の名誉と尊厳を毀損することも恥じない売国奴が、紛れもない彼らの正体です。

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著者プロフィール

和田政宗(わだまさむね)昭和49(1974)年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業(日本外交史)。平成9(1997)年アナウンサーとしてNHKに入局。新潟、帯広、大阪局を経て仙台局に勤務、東日本大震災の報道や取材に携わる。平成25(2013)年参議院議員選挙に出馬、宮城県選挙区で初当選。現在、自民党広報副本部長を務める。著書に『報道特注(本)』(共著、育鵬社)などがある。

「2018年 『「嘘の新聞」と「煽るテレビ」  』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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