生き抜くための数学入門 (よりみちパン!セ)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 226
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781690056

作品紹介・あらすじ

ヘンなことばっかのこの世界で、少しはしゃきっと立っていたい。→だったら、数学だ。真っ向からの数学体験は、人生というバトルフィールドを行くあなたの力に、きっとなるから。

感想・レビュー・書評

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  • 小学算数、中学数学で習った内容のはず、なのにさっぱり理解できない。遠い昔に算数数学を放棄したからだろうか... 本書に登場するぶたくんのように、もういいじゃん!とお手上げになった。

  • 算数と数学は違う。日常の直感でわかる範囲をこえて、論理の世界、定義したルールに基づいて頭の中だけで広がる世界について考えること。

  • タイトルと中身が合っていない感じ。算数バカな私には不親切な本だと思いました

  • 数学とはどういう学問かの本質に深く迫る本。かなりロジカル。入門と書いてあるが、高校までの教科書レベルの知識がないと読んでて面白くないかも。

  • 請求記号 410/A 62

  • 数学が苦手な中高生くらいを対象に、数学の面白さをかみくだいて説明しようとしている本でした。
    前半はかなりわかりやすいですが、中盤は少しまわりくどく、後半のオイラーの公式あたりは数学が苦手な人の本には不要なのでは!?と思いました。

  • 中学生以上を対象に書かれている「よりみちパンセ」シリーズなので、本書も中学の数学を勉強した全ての人に理解できるように、楽しく分かりやすく書こうとしている。その努力は認められるし、実際に工夫して分かりやすく説明している。でも、有理数、無理数、虚数…となるとさすがに一読しただけでさっと頭に入るというわけにはいかなかったが…。
    数学者である著者の「数学的に論理的に物事を考える事が出来る力をつけること」が、生きていく上でとても重要だという主張は納得できる。
    最終話で、1,2,3…という一番単純で分かり易いものだと思っていた自然数を、人間は完全に理解することはできないと説明されたことは大変な驚きだった。
    しかし、「だからといって、どうだというの?」と言いながら、数学は新たなものを飲み込みながらこれからも発展していくのだと言い切る強さは眩しいほど力強い。
    「数学」というものの基本的な考え方を学ぶことができる良書である。

  • 誰しも「何のために数学を勉強するんだろう?」と疑問に思ったことが一度はあるだろう。この本ではその疑問に対して具体的なトピックを題材に分かりやすく解説している。数学が苦手な人でもある程度は読み通せるのではないかと思うが、むしろ数学を生業に使っている人間が読んだ方がいいような気がする。

  • 数学を好きになりたいの。

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著者プロフィール

国立情報学研究所情報社会相関研究系・教授

「2021年 『増補新版 生き抜くための数学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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