ひとりひとりの味 (よりみちパン!セ)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 88
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781690186

作品紹介・あらすじ

ひとりでむっつり食べる味。照れ隠しに大騒ぎでみんなで食べる味。好きな人とふたりの味。慣れ親しんだ味や、だめぇな味。生きることのおかしみやせつなさは、そんな味覚のごった煮の中にある。

感想・レビュー・書評

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  • 平松洋子さんの本を初めて読んだ。
    文章のリズムがよい。描写がとても美味しそうで、ほっこりした気持ちになった。

  • 食べ物の教科書。食べ物好きの平松さんらしくまとめられている。

  • 「コンビニにおでんがあるのは湯気を見せて『家庭感』を出したいからだ」という指摘が面白かった。
    あと最終章はほんと「エッセイ」という感じの文章で、著者のエッセイストとしての本領が発揮された感。

    まあ何はともあれ料理に関する文章は楽しい。

  • ごはんおいしそう!美味しいものが食べたくなる文章。ちょっとしたものがとても素敵なご馳走に思えます。

  • だって平松さんだもの。
    ただ少し、小さい子向けの話し方は違和感があった。

  • 味のある文章から、味のあるお人柄が想像されます。

    料理の面白さ、味わいの深さ、
    平松さんが伝えたいことは
    日常を支える大切なこと なのでしょう

    ただ・・
    こんなに味わいがあるのに、
    今ひとつ夢中になれなかった私

    やっぱり・・ 料理や味には あまり興味がないんだ
    思い知った

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著者プロフィール

平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平松洋子の作品

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