- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781690186
作品紹介・あらすじ
ひとりでむっつり食べる味。照れ隠しに大騒ぎでみんなで食べる味。好きな人とふたりの味。慣れ親しんだ味や、だめぇな味。生きることのおかしみやせつなさは、そんな味覚のごった煮の中にある。
感想・レビュー・書評
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平松洋子さんの本を初めて読んだ。
文章のリズムがよい。描写がとても美味しそうで、ほっこりした気持ちになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食べ物の教科書。食べ物好きの平松さんらしくまとめられている。
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「コンビニにおでんがあるのは湯気を見せて『家庭感』を出したいからだ」という指摘が面白かった。
あと最終章はほんと「エッセイ」という感じの文章で、著者のエッセイストとしての本領が発揮された感。
まあ何はともあれ料理に関する文章は楽しい。 -
ごはんおいしそう!美味しいものが食べたくなる文章。ちょっとしたものがとても素敵なご馳走に思えます。
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だって平松さんだもの。
ただ少し、小さい子向けの話し方は違和感があった。 -
味のある文章から、味のあるお人柄が想像されます。
料理の面白さ、味わいの深さ、
平松さんが伝えたいことは
日常を支える大切なこと なのでしょう
ただ・・
こんなに味わいがあるのに、
今ひとつ夢中になれなかった私
やっぱり・・ 料理や味には あまり興味がないんだ
思い知った