ハッカーの学校

著者 :
  • データ・ハウス
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本棚登録 : 480
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781701974

作品紹介・あらすじ

ハッカーとはどのような知識を持ち、どのような順でサーバーに侵入して情報を盗むのか?サーバー侵入達成までの具体的な流れを知識の浅い方にも理解できるよう順を追って丁寧に解説しています。ロングセラー『ハッカーの教科書』10年振りの最新作。ハッカー育成講座。ハッキング技術を教えます。

感想・レビュー・書評

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  • [技術書・ビジネス書大賞] 2016年特別賞

  • ハッキング手法の概要について俯瞰したく読んでみた。
    メモは取っていないけれど、入り口のところについて何となく雰囲気を掴めたのでよかった。
    ネットワークの解説から始めて、具体的な方法論を書いてくれていたので、技術的な理解はともかくとして、実際のところを知るのにとてもよかった。

    ■ざっと思い出してポイントをメモ
    ・まずは事前調査、相手のことをきちんと知るのに時間をかける
    ・OSやバージョン情報などを詳細に知ることが必要
    ・ノード間で、それぞれネットワーク階層ごとにできる盗聴を行う
    ・パケット解析は、それぞれの仕様(規格)に基づき、どの場所にどのコードがあるかをみて行う
    ・世の中にはツールがたくさんあるのでそれを入手して行う
    ・Googleで調べるのも(少なくとも執筆時点においては)意外に有効
    ・パスワードクラックは辞書方式を紹介
    ・管理者権限をいかに奪うかが(少なくとも本書の課題設定として)ゴール
    ・ある時間、ある状態で管理者権限が得られるようなバックドアを設置する
    ・タイムスタンプの改竄等、ログの改竄など、証拠隠しを行う


    EOF

  • 辞書って感じです。
    持っておくと安心します。

  • この本は前半にTCP/IPの重要な内容を初歩から凝縮し、その知識を前提に後半でクラックツール、テクニックが紹介されています。「ハッカーの学校」というタイトルですがハッキングをしなくても、ネットワークの基礎とTCP/IPレベルでのセキュリティについて学べる本なので、Webエンジニアを始める方には是非読んで欲しいと思いました。有名なWebセキュリティ本である「徳丸本」と合わせて読むと、アプリケーションレベルからTCP/IPレベルのセキュリティを一通り学ぶ事が出来るのでオススメです。

  • 請求記号 547.48/I 62

  • 前半は通信の基礎知識、後半はツールを使っての実践。知識がないとツールを使いこなすこともできないし、何をやっているのかまったくわからなくなってしまう。

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著者プロフィール

 IPUSIRON(イプシロン)
1979年福島県相馬市生まれ。相馬市在住。2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス)を上梓。情報セキュリティと物理的セキュリティを総合的な観点から研究しつつ、執筆を中心に活動中。
主な書著に『ハッキング・ラボのつくりかた』『暗号技術のすべて』(翔泳社)、『ハッカーの学校』『ハッカーの学校 個人情報調査の教科書』『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』(データハウス)がある。
近年は執筆の幅を広げ、同人誌に『ハッキング・ラボのそだてかた ミジンコでもわかるBadUSB』『1日で自作するポータブル・ハッキング・ラボ』、共著に『Wizard Bible事件から考えるサイバーセキュリティ』(PEAKS)、翻訳に『Pythonでいかにして暗号を破るか 古典暗号解読プログラムを自作する本』(ソシム)、監訳に『暗号技術 実践活用ガイド』(マイナビ)がある。
 ◆Twitter:@ipusiron
 ◆Webサイト:URL https://akademeia.info/ 

「2022年 『ホワイトハッカーの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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