- Amazon.co.jp ・本 (610ページ)
- / ISBN・EAN: 9784782800690
作品紹介・あらすじ
人工知能研究の可能性と限界を、哲学的な根本問題にまで遡って論究した、反AI論の古典。認知科学、人工知能研究、哲学の分野に関わる人々のみならず、今後のコンピュータ社会を考える万人にとっての必読書。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。
人工知能に関する著名な哲学書。これが出たのは、今や30年前なので古典だ。
読む前は、「その時代なら、ハードウェア的にあれもこれもできないーなんて書かれているかな」と思っていたが、さすがにそれはナメすぎた見立てだった。最後の訳者解説で「人間そっくりに知的に振舞うことはできない」と言っているが、本文でそこまで断じている箇所は見つけられなかった。
本としては、非常に哲学的な内容。と言うより哲学書そのものだ。コンピューターの本だと思って理工・情報系の学部1,2年生が気軽に手を出すようなものではない印象。
ただ30年前という時代背景を鑑みると、非常に濃い議論なのだろうと思う。いや、30年前だったら「何言ってんだコイツら」で気にも止めない内容かもしれない。
…とは言え、(個人的なものとは言え、)今評価するのは難しい。据え置きの星3つにしておく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』松尾豊 著 KADOKAWA:参考文献
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wired・コンピューターとデジタルライフ・8位
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【要約】
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【ノート】
(wired)
A.I.批判の名著。筆者はハイデガーやフーコーの研究者として知られる哲学者。デジタル社会をめぐる楽観論を根源から検証する人物として知っておきたい。