本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783708568
感想・レビュー・書評
-
『測量船』は全篇、他は部分的に収録。
自然詩が戦争詩へと変化していく様が悲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スクリャービンのポローネーズを弾いてた時に、唐突に「駱駝のこぶにまたがって…こうしてはるばる来た国で俺は何をみてきたのだろう」って、浮かんでしまったので、詩集読もうって思ったら、愛読の岩波文庫が見つからない。
が、どーーーしてもどーしても読みたかったので、購入。
が、文庫といいつつ、単行本サイズなんですけど。
でもって、2段組なんだよね。
詩の2段組みはいけないと思うんですけどね。
とはいえ、やっぱ美しいです。
でもって、切ない。胸が痛い。静謐。
軍の学校に入ったものの、音楽家と詩人という道を選んだスクリャービンと三好達治。
なんか通じるものがあるのかもしれん。
って、師匠の妹と不倫してっていう三好達治と、友人の妹と不倫して逃避行しちゃったスクリャービン。
うん、やっぱベクトルが同じなのかもしれない。
全2件中 1 - 2件を表示