ヴァナキュラー文化と現代社会

制作 : ウェルズ恵子 

• 思文閣出版 (2018年4月4日発売)

作品紹介・あらすじ

「ヴァナキュラー (vernacular) 文化」とは、ある集団の人々の生活に深く関連した文化と、特定の時期や時代や状況や土地で発生した文化、および、そうした文化の底流となっている伝統を指す。それは、〈権威をもたない文化〉であるとも言える。
その研究は、文化人類学・民俗学、文学、歴史学など――細分化すれば表象研究、地域研究、音楽文化研究、メディア研究、カルチュラル・スタディーズなど――の専門諸領域にわたる。ヴァナキュラー文化研究を牽引する日米の執筆者の論考も含んだ本書は、文化についての意識を高め文化研究をより身近にするための、指標となる一冊である。

著者プロフィール

立命館大学文学部教授

「2019年 『ミンストレルショーと音楽 ―アメリカ初期資料集成― 【英文復刻】全 4 巻＋別冊日本語解説　Minstrel Shows and Songs, An Archival Collection of Early American Books and Documents 　』 で使われていた紹介文から引用しています。」