出産―産育習俗の歴史と伝承「男性産婆」 (叢書・いのちの民俗学)

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  • 社会評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784507986

感想・レビュー・書評

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  • イマイチ真面目に読まなかった。群馬の大学の先生が書いた本、かな。学生に、自分が生まれたときの行事みたいなことをやったか、親に取材してレポートさせる、と言うのはとてもいいアイディアだし、面白いし、学生も自分や家族を振り返るいい機会になるし、民俗学の先生にとっては調査にもちょっとなるし、ナイス(笑)男性産婆については、あんまり印象に残らなかったが、昔は確かに女の人の領域だったんだよな。今は逆にお医者さんは男性がやっぱり多いから、そういうイミでは不思議ではないが、やっぱり助産師さん(女性)とたわいもないというか、おしゃべりみたいなのしつつだと安心できる。

著者プロフィール

1954年群馬県生まれ。1976年國學院大学卒業。伊勢崎市職員、新潟県立歴史博物館参事、日本工業大学建築学部教授を歴任。現在、放送大学客員教授、成城大学大学院文学研究科非常勤講師。博士(文学・筑波大学)、博士(歴史民俗資料学・神奈川大学)。

単著:
『群馬の暮らし歳時記』(上毛新聞社、1988年)、『葬式と赤飯─民俗文化を読む─』(煥乎堂、1995年)、『平成くらし歳時記』(岩田書院、2004年)、『誕生と死の民俗学』(吉川弘文館、2007年)、『叢書・いのちの民俗学1 出産』(社会評論社、2008年)、『叢書・いのちの民俗学2 長寿』(社会評論社、2009年)、『叢書・いのちの民俗学3 生死』(社会評論社、2010年)、『群馬を知るための12章─民俗学からのアプローチ─』(みやま文庫、2012年)、『産屋の民俗』(岩田書院、2022年、日本民俗建築学会竹内芳太郎賞受賞)

共編著:
『日本人の一生─通過儀礼の民俗学─』(八千代出版、2014年)、『年中行事の民俗学』(八千代出版、2017年)

「2023年 『日本民俗学の萌芽と生成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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