- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784784511099
作品紹介・あらすじ
ソ連型とは一線を画した「自主管理社会主義」型の消費社会で人々はどの様な生活を送ったのか?プロパガンダ芸術はいかに革命を讃え、反体制芸術はいかにそれを茶化したのか?シリーズ第3弾となる女の子編はユーゴスラヴィアのファッションや食、文化、生活など文化系女子トキメキの内容!
感想・レビュー・書評
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今は亡きユーゴスラヴィアについて、マニアックに紹介するシリーズの第3巻、完結です。
この女の子編では生活や習慣、文化を中心に綴られています。
シリーズを徹して漂う“ユーゴノスタルジー”ですが、この最終巻でそれを一番強く感じることができました。
多くの写真と軽快な筆致で、ユーゴスラヴィアについて最後まで楽しく学ぶことができました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アイラブユーゴの最終巻です。
ファッションや文化から、日々の暮らし、食と盛りだくさんな内容でした。
個人的には、民族間の共生や共同体の様子を取り扱った「生活」のところと、いろんな食べ物飲み物を扱った「食」のところがとくに面白かったです。これを読んでから旅行に行きたかったなぁ、と今更ながら思っています。
ユーゴノスタルジーな本、「落第生のためのユーゴ連邦」の中身がとても気になります。
最後に日本語の参考文献の豊富なリストがついてるので、これから研究する方も、そしてもっとユーゴを知りたい人もとてもありがたい一冊になりそうです。 -
jugonostalgija