飲料水に忍びよる 有毒シアノバクテリア

著者 : 彼谷邦光

• 裳華房 (2001年6月20日発売)

作品紹介・あらすじ

　人口増加や産業の活発化、環境の悪化により水不足が懸念される21世紀において、シアノバクテリア（「らん藻（ラン藻、藍藻）」とも呼ばれ、これが水面に集結した状態をアオコという）の毒による飲料水源の汚染は、まず最初に克服されなければならない課題である。
　本書は、シアノバクテリアの毒による水質汚染の現状とその対策について、多くの実例をあげながら解説する。

著者プロフィール

（株）シー・アクト 生物活性物質研究所所長、農学博士。1944年 富山県に生まれる。東北大学農学部卒業、東北大学大学院農学研究科博士課程修了。富山県衛生研究所、国立環境研究所 環境研究基盤技術ラボラトリー長、東北大学教授、筑波大学教授などを歴任。

「2017年 『健康寿命を延ばそう！ 機能性脂肪酸入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」