コミュニティが顧客を連れてくる 愛される店・地域のつくり方

著者 :
  • 商業界
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785504342

作品紹介・あらすじ

衰退傾向にある地域や都市で起業した女性経営者など、豊富な事例から、商業者が地域を再生し、コミュニティを創出するための考え方と技術を解説する。わが店の「私益追求」よりも、地域貢献に繋がる「公益」を大切にすることが、商業経営の本質であると説く。

感想・レビュー・書評

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  • マルヤガーデンズなど事例紹介がある。
    コミュニティの力で人を呼ぶというのは、ユニクロ、マクドナルドなどもある。

  • 『地方再生の罠』(ちくま新書)と所々事例が重複。地方でお店などを始める人にはこちらがオススメですが、個人的には『地方再生の罠』のほうが関心が近く、読みやすかったです。

  • 著者の主張は、「日本版スローシティ」や「地域再生の罠」から変わらないが、本書は具体的な事例が多くわかりやすく読めた。

    地域経済循環率や戦略的赤字施設、空き店舗のシェアなどはすぐにでも使えるのではないかと思うし、販売者が売りたい物を考えるより先に消費者のやりたいことを創るというのはその通りだと思う。
    ただ著者が言うように、「地方都市が衰退し続ける本質は、地権者の私益追及にある」のだとすれば、ことはそう簡単ではないのかも。

    後半に笑い話として紹介されていた事例
    商店街活性化のために補助金もらって勉強会して、サンキューレターを取り入れたけど、他の店も同じ文面で同じレターを送っていたことが知られて、出会い系サイトの迷惑メールみたいだと、逆に不信感を抱かせる結果になってしまったという話は、他の地域でもよくある話なんだろうなと思う。

  • 地域に愛させるお店の紹介で、浦河町の友人が登場しています。

  • コミュニティビジネスの成功事例を紹介しながら、地域に愛されるお店の作り方を学んでいく。

    三部構成。
    パート1で、様々な事例を上げる。
    パート2で、コミュニティをつくる「調査と戦略立案」を紹介。
    行動観察調査(エスノグラフィ)、グループインタビュー、「交流・効率・高級」という3コウ戦略。
    パート3で、コミュニティをつくる方法を紹介。

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