俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方

著者 : 坂本孝

• 商業界 (2013年4月3日発売)

感想・レビュー・書評

[torres77799さんの感想 · 2014年9月20日]

これはイノベーション。

[彷徨う中間管理職さんの感想 · 2014年9月1日]

ブラックなようで、ブラックではない？そこらへんも知りたい。いや、やっぱりブラックだな。

[あやかさんの感想 · 2014年8月26日]

社員全員の物心両面の幸福を追求する。これを社長が目指している会社はどのくらいあるのだろう。私が働いていた会社では明らかに満たされていなかった。
この本は著者である坂本さんの思いがこれでもかというほどいきいきと伝わってきた。何度か失敗したけど、これほどまで生きがいを持って仕事をしている社長がいるんだと、この本を読んで知りました。

[shota0312さんの感想 · 2014年8月13日]

ＢＯＯＫ・ＯＦＦの創始者でもあった坂本孝氏の本。
とにかく発想がすごい。システムの中で人を育てる視点がある。「経営12か条」や，「６つの精進」からは，教師としての生き方も学ぶことができる。

[Keiさんの感想 · 2014年7月27日]

ブックオフ、俺のシリーズの創業者である坂本孝さんの本。
繰り返し述べていたのは「競争優位性」の大切さ。
ブックオフのビジネスモデルも仕組み自体は簡単。でもフランチャイズを大切にするとか目に見えないようなところに競争優位性があった。

特に印象に残ったことは2つ。
一つはビジネスモデルはできるだけシンプルにすること。
ブックオフもそうだけど、俺のシリーズも言葉で簡単に語れるくらい、シンプルな構造になっている。
社員が全員経営意識を持っている会社は強いというが、そのためには全員がビジネスモデルを理解していないといけない。そのためにも、シンプルさは必要。

もう一つは既存の業界で働いている人の不満をなくすビジネスモデルにすること。
稲盛イズムである「物心両面の幸福を追求する」というところにつながるが、俺のシリーズは料理人たちが裁量権を持って本当に美味しいものをつくれる環境がないという不満を解消したことが何よりもパワーになっているのではないだろうか。
昨日読んだCrazy Weddingもそうだが、その業界で働いている人が持っている不満を解消できるビジネスモデルは強い。

一度俺のシリーズは体験してみたいな。

[maimai1012さんの感想 · 2014年7月15日]

”差別化”という言葉が本書には何度も出てくる。
1点目に重要なのは、本当の意味での差別化とはどういうことなのかを理解すること。そして2点目に、どんな閃きも必ず数字で裏付ける。これが自分にとっての大事なtakeawayだ。

[camomint★さんの感想 · 2014年6月4日]

ブックオフを創った方がまだバリバリと次の事業を成功させているという、そのバイタリティを尊敬。

[mm-taisonさんの感想 · 2014年6月4日]

とても読みやすかったです(^^)
経営の楽しさが伝わってくる一冊！！
俺のフレンチやイタリアンの今の結果は
多くの仲間のお陰であること、
そして、利他の心を大事にされていること、
そこで、社会での存在価値を明確にされていること
学ぶことがいっぱいでしたm(__)m

[souhimaさんの感想 · 2014年5月18日]

俺の～は、都会にしかないお店なので行ったことはありませんが、機会があれば行ってみたいなと思っていました。
この本を読んで、なおさら行ってみたい気持ちが強くなってきました。

坂本さんがなぜ飲食店を手がけるようになったのか、その経緯から、経営手法までわりとあけすけに書かれています。
回転数を上げれば、原価率を上げても利益が出る。ということで、通常の飲食店ではまず真似のできないだろう高い原価率でやっていくという、客にとってありがたいやりかたで、利益を出すという発想がすばらしいですね。

[jx0さんの感想 · 2014年5月18日]

飲食業の競争力を飛躍的に高めるために、回転数を 3 以上に高めれば、原価率 66% に上げることが可能で実現可能であることを実証した話。飲食業に関して素人であった著者が書いているので面白い。アルコールを飲めない私は質の悪い客だと感じさせられ、肩身が狭い。
本題から外れるが、著者は性悪説という語を使うのが好きで、それがいちいち「しょうわる」に読めて仕方がなかった。

著者プロフィール

俺の株式会社代表取締役社長。1990年ブックオフを創業。16年間で1000店舗まで拡大、書籍流通に革命を起こす。2011年9月、東京・新橋に国内外の高級レストランで技を磨いた料理人により、高級レストランの料理を半分以下の価格で提供する「俺のイタリアン」を開店。大繁盛店になり、以後「俺のフレンチ」や和食店、中華料理店も展開。

「2014年 『俺のフィロソフィ』 で使われていた紹介文から引用しています。」