労働法で人事に新風を

著者 :
  • 商事法務
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785723774

作品紹介・あらすじ

入社間もない主人公の戸川美智香(架空の人物、社会保険労務士)は、経験豊富な人事部長が進める人事改革に労働法の視点が希薄であることに気づき、「労働法で人事に新風を吹き込む」という理想のもとに、次々とチャレンジを開始する。本書は、主人公が入社してからの人事部の日常をストーリー仕立てで描く。

感想・レビュー・書評

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  • 人事部での具体的な話を通じて人事や会社のその他の部署で使われる労働法を
    条文や判例を挙げながらわかりやすく説明している。
    労災やパワハラなど、自分にも関係し得る話題も多く
    当事者としての視点で興味を持って読み進められた。

    各章の終わりには参考図書や参考判例などがあり、内容にも信頼がおける。

  • 面白くて一気に読了。人事部の二人がやけに対立的なのも、最後の一幕でなるほどといった感じです。それぞれの立場が妙にリアルで、これからの日本企業における人事のあり方を考えさせられました。

  • 日経新聞 目利きが選ぶ3冊で五つ星
    法や判例を通して、良い職場づくりの意味を伝えてくれる。

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著者プロフィール

1963年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(博士[法学])。神戸大学法学部助教授を経て,現在,神戸大学大学院法学研究科教授。主な著書に,『君は雇用社会を生き延びられるか』(明石書店),『人事労働法』『AI時代の働き方と法』『雇用社会の25の疑問』(以上,弘文堂),『デジタル変革後の「労働」と「法」』(日本法令),『労働時間制度改革』『非正社員改革』(以上,中央経済社),『労働法で人事に新風を』(商事法務),『経営者のための労働組合法教室』(経団連出版会),『会社員が消える』(文藝春秋),『君の働き方に未来はあるか』(光文社)等。

「2021年 『誰のためのテレワーク?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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