宇宙大帝ギンガサンダ-の冒険: 水上悟志短編集 vol.3 (ヤングキングコミックス)

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  • 少年画報社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785938512

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  •  魂の最終兵器 己の拳!!

    ある魔人を巡る連作集。
    トライガンアンソロジーの一編と、さみだれ外伝収録。
    さみだれ外伝は太陽の話。泣いちゃう。

  • 水上さんの短編集。
    今までに描いてないタイプの短編を、というコンセプトで綴られた作品たちと、「トライガン」のアンソロジーに寄稿した短編と、「惑星のさみだれ」64.5話(太陽の外伝)を収録。
    続けて短編集を読むと、どんどん精度が上がっていく実感がありますね。

    ・超疾走全霊兵器 己の拳!!
    マジで疾走していったw
    こんな作品ありなんだ、と衝撃を受けた作品でした。

    ・シャンバラのお絵描きネル
    こういうのも描けるのか、と驚き。(他の短編もそうだけど)
    雰囲気がポップというかキラキラした感じで始まり、結構ハードめなSFへ繋がっていく展開は見事。
    いくらテクノロジーがあっても、人の心が適応できるかは別、という感性には納得感があります。

    ・恋の鈴鳴る百鬼町
    「108番目の息子によく似ている!!」
    あんまりだよw
    初出の作品でここまで言っていたら、全部台無しだった系の設定だよw
    意味不明なメタ感想呟きますが、この作品が出てくることと、これを今普通に受け取っている俺、翻って思うんだが、なんか俺達、大人になっちゃったな。

    ・醒誕祭
    ヤバかった(語彙
    これが一番好きかも。
    藤子・F・不二雄さんのSF短編を読んだときのような、何とも言えない気持ちになりました。
    あと、これが最初の短編(己の拳)と繋がるの? 纏っている空気違いすぎない? というところも衝撃でした。

    ・彼の旅が終わる
    ギンガサンダー完結編にして、クロスオーバーてんこ盛り短編。
    「見返したい相手滅ぼしてどーすんだ バカかお前」
    本当にね……。
    色々なものに決着させていて、うわー、まさかこうまとめてくるとはっていう。
    良い短編集読んだなぁという気持ち。

    ・太陽と世界
    「惑星のさみだれ」の外伝、64.5話。
    単品で買って読了済の作品なので詳細はそちらに譲るけども、再読しても全く色褪せない。
    名作ですね、これ。

  • 作品相関図は貴重です、

  • やーーーー、面白かった。
    マンガってイイ。

  • 【再読】惑星のさみだれを読み返したついでに、外伝が載っているこちらも。
    さみだれとは雰囲気の違う短編連作集。
    個別でネルと百鬼町が好き。
    あと後味が凄まじく悪い醒誕祭も好き。
    最終的に力業っぽくもハッピーエンドになるところがまたよい。

  • 全1巻

  • 短編集ではあるのだけれど、最後におもしろいまとまり方をする。展開も通常とは別の方向で進んでいくので良い意味で裏切ってくれました。

  • さみだれの後日譚で、太陽がしっかりと二人に似てきていて笑みがこぼれた。

  • 短編集。
    今巻以外にも過去短編ともちょっとずつ繋がってるなと思ったら、
    まとめてあった。
    いろいろ設定が懐かしかったりする。
    しかし1話単位で見るとそんなに面白くはない。

  • 相変わらず派手な作風で、パッと見はどこかで見たことあるような感じに思えるけど、読み進めてみるとやっぱりこの作者独特の雰囲気を持った作品が多い。そしてどこかSFチック。

    個人的には鈴の女の子の話が好きかな。この人の作品て実は結構ラブコメが多いよね。それもガツンと告って派手に玉砕するか一気に付き合うかだからどっちに転んでも気分がスカッとする。まあ恋愛ものに限らずどの話の登場人物も全力投球全力疾走だから見てて清々しい。

    他の短編集も読んでみたいな

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