めぞん文豪 1 (1巻) (ヤングキングコミックス)

  • 少年画報社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785970239

作品紹介・あらすじ

初の芥川賞候補となった「逆行」が落選となった太宰治は絶望していたところを文藝春秋社長の菊池寛に拾われ、彼が作家を支援するために作ったシェアハウスに案内される。
そこには武者小路実篤や坂口安吾、そして「逆行」を酷評した川端康成もいて!?
近代文学著名作家たちの文豪シェアハウスコメディ!

感想・レビュー・書評

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  • 太宰治が主人公とし、各文豪がシェアハウスで織り成す日常をテーマにした漫画です。そこかしこに各人のストーリーを散りばめているので知っていればわかるもの、わからなくてもそれなりに楽しめる作品だった。ただ、まとめとした内容としては平凡に感じたのとキャラを美化するのはいいとして、武者小路実篤の塩梅が笑。とにかく、娘たちに文豪への興味が湧いてくれたならば良いかとの購入でしたのでわりと当たりな作品でした。

  • 主人公は、太宰治です。現代でも文豪と呼ばれる
    作家たちが現代でルームシェアするお話です。
    作家たちの逸話や作品、エピソードなどから抽出した
    キャラクター像が魅力的です。もしも、現代に彼らがいて、Twitterなどを使っていたらこのような
    感じかもしれませんね笑
    内容は全体的にコミカルな雰囲気です。
    個人的に良いな〜と思った点は
    ご飯がめちゃくちゃ美味しそうに描かれている
    ところです!カボチャの煮付け食べたい!
    それと安吾先生がカッコ良すぎますね…
    そして川端康成先生は可愛い…
    多分この中で一番Twitterを
    使いこなしていらっしゃる笑笑

  • 読了日 2021/11/11

    現代に蘇った太宰がいろんな文筆家とシェアハウスする話。
    武者小路実篤、坂口安吾、石川啄木、川端康成が住んでる。始めたのは菊池寛。

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著者プロフィール

1978年、大阪生まれ。フリーライター・編集者。一般企業に勤めたのち、写真週刊誌『FLASH』の記者に。その後『マンスリーよしもとプラス』編集を経て、海外放浪の旅へ。帰国後『ニコニコニュース』編集記者として活動し、のちにフリーランスとなる。雑誌は『ポパイ』『ケトル』『スペクテイター』などカルチャー誌を中心に執筆。ウェブでは『やまもといちろうメルマガ』編集、『本の雑誌』『論座』などに寄稿し、その他マンガ『アイアムアヒーロー』のリサーチなども行う。著書に『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(菊池良との共著、宝島社)、『おーい、丼』(ちくま文庫編集部編、ちくま文庫)。マンガ原作に『めぞん文豪』(菊池良との共著、河尻みつる作画、少年画報社。『ヤングキング』連載中)。

「2021年 『台湾対抗文化紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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