複数的世界: 社会諸科学の統一性に関する考察 (ソシオロジー選書 3)

  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787234049

作品紹介・あらすじ

ハワード・ベッカーのアート・ワールド論を参照しながらピエール・ブルデューの「場」の概念を批判的に検証し、細分化した社会(科)学の統一性を回復する可能性を析出する。ポスト・ブルデューとして注目を集めるライールによる、厚みある社会学理論の成果。

著者プロフィール

1963年生まれ。リヨン高等師範学校教授。ピエール・ブルデューの社会学を批判的に受け継ぎながら、家族・教育・文化活動・文学・芸術など、多様な領域にわたる経験的研究に従事。これらの研究を足場に、ブルデューのハビトゥス理論や場の理論を再検証し、身体化された性向と、現在の行為の文脈とが交差するところで行為者の実践を把握するという独自の方法論的視座「性向+文脈=実践」を展開する。そして、その立場から、高度に分化した社会で「個人」が生み出す実践の多元性や複数性を探求している。ポスト・ブルデューを牽引する代表的な社会学者の一人。邦訳書に『複数的人間』(法政大学出版局)、著書に Tableaux de famille(Gallimard/Seuil, 1995)、La culture des individus(La Decouverte, 2004)、Franz Kafka(La Decouverte, 2010)、Dans les plis singuliers du social(La Decouverte, 2013)、Ceci n'est pas qu'un tableau(La Decouverte, 2015)、Pour la sociologie(La Decouverte, 2016)など多数。

「2016年 『複数的世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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