絵画の「進化論」: 写真の登場と絵画の変容

著者 :
  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787272423

作品紹介・あらすじ

絵画は誕生以来、時代や社会、技術の変化に合わせて常に「進化」しつづけてきた。なかでも最も大きな転換点は写真メディアの登場である。メディアとしての自律を目指した絵画はどのように変貌してきたのかをあらためて問い直す意欲作。図版60点所収。

感想・レビュー・書評

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  • 《写真の誕生は絵画に大きな変化をもたらし、それ以降、絵画は独自な表現の可能性を探求し続けてきた。多様な作家と作品を検討することによって変容の軌跡をたどり、絵画が今後どこへ向かうのかを浮かび上がらせる。》 「BOOKデータベース」より

    絵はなんとなく興味があるけど詳しくは…。
    写真があるのになぜ人は絵を描くの?
    なんでピカソがすごいの?
    そんな素朴な疑問に答えてくれる一冊です。
    芸術の秋、普段はアートに触れあっていないあなたも
    これを読めば美術館に行ってみたくなるはず!
    (2011ラーニング・アドバイザー/芸術 FUKUDA)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1335595&lang=ja&charset=utf8

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著者プロフィール

1949年、石川県生まれ。愛知淑徳大学教授。東京大学文学部(美術史)卒業、広島大学大学院社会科学研究科博士課程前期修了。1976年から2006年までNHK教育・教養系番組のディレクター、プロデューサーなどとして多くの番組制作に携わる。著書に『色彩のメッセージ――三原色と補色の絵画史』『流用アート論――一九一二―二〇一一年』『絵画の「進化論」――写真の登場と絵画の変容』(いずれも青弓社)。テレビ番組に『NHKスペシャル 立花隆のシベリア鎮魂歌 抑留画家・香月泰男』『白を育む日々 人間国宝・三輪休雪の世界』の制作、『日曜美術館 漂泊のフォービスト小泉清』の構成、生中継「BS吟行俳句会」「BS短歌会」シリーズの開発・演出がある。また、個展などを通じて書家としての活動もおこなっている(「小田茂一作品集《書+絵画+写真+》」〔http://oda.art.coocan.jp〕)。

「2018年 『風俗絵師・光琳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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