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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787585011
作品紹介・あらすじ
さまざまの難事件を解決し、退職して私立探偵を開業したビーフ。兄の無罪を立証してほしいという依頼にビーフはなぜかいつもの名探偵顔負けの解決ぶりを発揮しない…。巧妙に仕組まれた謎、アガサ・クリスティーに匹敵するミスディレクション、そして思いもかけぬ解決。ブルースの名作第3作。
感想・レビュー・書評
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ビーフシリーズ3作目です。
様々な難事件を解決し、警察を退職して私立探偵を開業したビーフ。
兄の無罪を立証してほしいという依頼にビーフはいつもの名探偵顔負けの解決ぶりを発揮しません。
犯人をなかなか見つけられないのです。
ですが、物語は進みます。
もしや、題名のとおり結末、解決がないのかと不安になりかけた頃、残り少ないページで語られる真相には驚かされる事でしょう。
巧妙に仕組まれた謎、伏線、クリスティーに匹敵するミスディレクション、そして、思いもかけぬ解決が素晴らしいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
警察を退職し、私立探偵を開業したビーフビーフ巡査部長は、殺人犯の汚名を着せられた兄の無罪をはらしてほしいという依頼を受けるのだが……。
ビーフ・シリーズ第3弾。既存のミステリの定形をパロディ化しつつ、しっかりと「本格」して見せる手腕が素晴らしい。伏線の巧妙さ、終盤で逆転劇も見事。
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