- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788504288
作品紹介・あらすじ
ざわめく街の死角へ、異文化の深みへと潜入し、文化という複雑な現象を、その生成の場から解きほぐす、"技"としてのフィールドワーク。その背景にある考え方から、方法・技法・情報整理のツールまで、魅惑的なキーワードで生き生きと説く。
感想・レビュー・書評
-
<シラバス掲載参考図書一覧は、図書館HPから確認できます>https://libipu.iwate-pu.ac.jp/drupal/ja/node/190
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
33939
-
フィールドは一次資料なのだと言う言葉、信頼性とは妥当性とは?無作為抽出は本当に信頼性が高いのか?まだ咀嚼しきれないけども、はっとさせられる本でした。
-
地理学でも社会学でも人類学でも、フィールドワークをするならまずはこれ!!
-
大学院の先輩に薦められて読みました。比較教育学ゼミの文献購読でもたびたび取り上げられていて、とても気になっていた本です。実際、研究で現地調査(つまりフィールドワーク)に出ることも多くなると思うので、結構参考になりました。
本書は、フィールドワークの理念や方法・技法についてまとめらている、ほど良い入門書です。「書を持って街へ出よう」というサブタイトルが素敵じゃないですか。フィールドワーカーは「よそ者」であることを稼業とする人であり、「プロの異人」であり、カルチャー・ショックの達人だそうな。中途半端に難しい立場の中で、研究者としての真価が問われますね。
佐藤郁哉先生の他の著作(例えば「フィールドワークの技法:問いを育てる、仮説をきたえる」や「実践フィールドワーク入門:組織と経営について知るための」等)も読んでみたい今日このごろです。 -
調査というと、すぐにアンケート調査などを想起してしまいがち。「フィールドワーク」の意義や方法など、とてもわかりやすく記述されています。私が迷ったときや調査に行く際に必ず読んでる本です。
-
作者が今まで経験のない事を自ら体験しつつ吸収することから研究に繋がる教訓が取り上げられている。何度も読んで意識するべきです。
-
硬い本ですが表紙の写真が素敵だ!
大学のときに習った授業を思い出す内容。実用向きです。