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- Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788507142
作品紹介・あらすじ
すぐれた絵本は発達心理学の宝庫です。絵本には、子どもの心の成長、自己との対話や空想遊びが驚くほど的確に描かれているのです。では心理学は、絵本のなかの子どもの姿をどう読みとるか。統計や数字には還元できない子どもの心の発達を、「物語」として生き生きと捉える「絵本心理学」がここに誕生しました。絵も多数挿入されて楽しく読めます。
感想・レビュー・書評
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請求記号・019.5/Sa
資料ID・100035797詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
発達のモデルの1つである「語りのモデル」を基盤に試みられている「絵本心理学」という学問は、統計や実験に基づいた機械的な心理学が捨象してしまう質的な個人にかかわる要素をしっかりと内包していて、大変面白いと思った。絵本の読みかたも眉唾的ではなく、ひじょうに深い洞察をもって書かれているので、紹介されている絵本に興味を惹かれました。「絵本」と「心理学」の絡めて修士論文を書きたいと思っているので、背中を押してもらいました。
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