イヤイヤ期専門保育士が答える 子どものイヤイヤ こんなときどうする? 100のヒント

  • 実務教育出版
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788909083

作品紹介・あらすじ

イヤイヤ期のあるあるをユーモアがあるイラストと専門保育士さんによる具体的な対処法をまとめたしんどい時期を乗り越える決定版!

感想・レビュー・書評

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  • わかるーという内容が盛りだくさんでした。

  • これは素晴らしい本だ。
    いやいや期に悩んでるすべての人へ送りつけたい。

    いやーまず本のつくりが素晴らしい。
    右のページは
    困っていることを柱で説明
    クリハラタカシさんの可愛らしいイラストで、
    状況を視覚的に説明。
    その下に、解決策を2行程度にまとめる。
    左のページに、詳細を書く。

    いやいや期の親なんて、疲れてるから
    ダラダラダラダラした文章なんて
    読みたくない。
    絵と、少ない文章で説明してくれるのがとても親切。
    よりきちんと知りたい人は補足説明を読む。
    これがまたわかりやすく、
    どのエピソードにも、やりがちだけど、なるべくしたくないことを書いている。
    この言葉がまた優しい。やったらだめなこと。とか
    書かないでれる。
    やりがいだけど、なるべくしたくない例をみて、
    あ、やってる。ごめんねマイキッズと思う。
    親として知っておきたいことと続き、
    どういう行動が望ましいかを説いてくれる。

    赤で強調もしてくれるので、
    総じて大事なところがわかりやすい。

    対処技も、親にあまり無理させないやり方で、
    こどばもやさしい。

    こんなふうに対応できたらいいのに。
    これは理想的だけども、、、

    試しに実践してみると、
    効果があるものもないものもある。
    当然だ。
    しかし劇的な変化として、 
    親である私のイライラが少し和らいだ。

    いやいやされても、
    対処法を知っている気分になり、
    あーこのパターンね〜と
    冷静にこどもを見られるのだ。

    そしてそういう冷静で優しい態度は
    子どももいやいやを軟化させやすいようで、
    癇癪の時間が減った。

    これは嬉しい。

    いやいや期に悩むすべての方へ、
    ぜひおすすめしたい。



  • 私には今子供はいませんが、今後もし子供に恵まれたときのために勉強したいと思い、今回この本を読みました。

    この本は、「読みやすい」の一言に尽きます。
    それぞれの事例が2ページに簡潔にまとめられて、頭にすんなり入ってきました。最初からじっくり読むのもよし、実際の子育て中に、その都度必要なページを読むのもよしだと思います。

    また、本のレイアウトだけではなく、実際の内容もとてもためになります。
    各事例の初めに、「やりがちだけど、やってはいけないこと」が書いてあるのですが、これがドンピシャに自分がやりそうなことが書かれていて、ちょっぴり恥ずかしい…。

    ですが、自分がやろうとしていたことがダメなことだとわかると、改めて「ではどのように子供に接すればよいのだろう?」と、新しいことを学ぶワクワク感がわいてきます。
    そんなこんなで、子育ても今までよりは少し楽しくなってくるのではないかなと思いました。

    文字ばかりの難しそうな子育て専門書を買うよりは、この本の方がよっぽど収穫があります。

    さらに本の内容だけではなく、載っているイラストもかわいかったです。
    特に、イヤイヤ期の子供と親が格闘しているイラストがとてもリアルで、思わずクスっと笑ってしまいました。

    子供のイヤイヤ期は、悪いことではなく「成長の証」だそうです。

    子育てに行き詰った方に、ぜひともこの本を読んでいただきたいです。
    そうすれば、自分も子供にどう接すればよいかが分かるし、改めて「イヤイヤ期も成長期」だと思えるようになると思います。

  • 子どもの気持ちに寄り添って待つ時間が肝要。
    イラストが可愛くて読みやすかったです。

  • この本を読んでから、10〜20分の時間を与えれば子供はちゃんと自分で気持ちを切り替えて行動してくれることが多く感動しています。必要だったのは子供の理性ではなく、親である私の「待ち」の姿勢だったんですね。まあ、全部のお世話でいちいちこんなに時間かけてられないのが現実ですが(笑)幼いなりに思考と気持ちの整理をしているんだと知れて良かったです。

  • 子どもの気持ちに寄り添うこと、冷静に淡々と対応すること、イライラをそのままぶつけない。
    気持ちに余裕が無い時に、読み返したい。

  • 改めて自分が子どもと関わる時に待ちの姿勢を実行できてないように思えてしまう内容だった。時間的に余裕がある時はしっかり子どもの気持ちにしっかり向き合っていこうと思います。

    平日の時間がない間はなかなか厳しい…笑

  • やさしい育児のHOWTOが学べます。1つは、「なるほどな、やってみようかな」が見つかるかも!?

  • こどものイヤイヤ期でどうしようもなくて、いろんな本や人から情報を得てきましたが、この本が一番使えた!即効性あるものばかり。図書館で借りて読み終わった後、本屋さんで購入。

  • 2歳の子育て中です。
    まさに食事中のイヤイヤが当てはまる点が多く
    勉強になります。

    ・苦手な食べ物が出たとき、食器を奥へ押しやる
     ➡︎“危ない”ことを伝える。食器は下げたりせず、元の場所へ戻す
    ・食事中歩き回る
     ➡︎淡々と食卓へ連れ戻す
    ・道路の縁石を歩きたがる
     ➡︎歩かせない、”危ないからわ歩道を歩こう”

    ●気持ちを受け止めてから、理由を伝える
    ●感情的にならない、淡々と説明

    という点が一貫しているのかなと感じました。

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著者プロフィール

0.1. 2 歳児専門保育士、兵庫県西宮市の認可保育所「中田家庭保育所」施設
長、一般社団法人離乳食インストラクター協会代表理事。
20 年以上低年齢児保育に携わりながら、ブログやコラムでの執筆活動、離乳食インストラクターの養成などにも関わる。
著書に『いっぺんに作る赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)、『イヤイヤ期専門保育士が答える 子どものイヤイヤこんなときどうする? 100のヒント』『全あそび動画付き 発達サインでわかる! 0.1. 2 歳児がごきげんになるあそび100 』(ともに実務教育出版)。

「2022年 『0.1.2歳児 育児の気がかり相談室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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