いまさら聞けない! 「経済」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?

著者 :
  • 実務教育出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788912946

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    今や経済系Youtuber(?)のトップでもある、元財務省官僚の高橋洋一氏の経済入門書だ。マンガ調になっており、素人でも読みやすいつくりになっている。
    内容はYoutubeを見てる人なら聞き慣れた話ばかりだ。見てない人にとっては目から鱗かもしれない。

    分かりやすさという面では非常に良いと思う。気楽に読む初心者向けの1冊だ。

  • とてもわかりやすい。経済とは、とても、シンプルなものなんだと実感している。

  • 経済について全く分からない私ですが、簡単に説明されていて読みやすかったです!何より大切なことは太字で書いてくれているので、時間が無ければとりあえずそこだけ読めば分かるようになっています。Q&Aの構成で書かれているのですが、説明が会話形式なので初心者のわたしも難しくならずに読めたのかもしれません。

    題名にある「ぶっちゃけても」と言うように、潔くズバリ持論を展開しているので、長ったらしくなく、読みやすかったです。

  • 経済学のエントリー本として優秀だと思います。
    元々金融リテラシーの高い方は既知の情報がサラリと記述されてる感じ。
    漫画もあり読み続けられやすいです。

  • 高橋 洋一先生著

  • 資料ID:98171011
    請求記号:330.4||T
    配置場所:工枚特集③
    (※配置場所は、レビュー投稿時のものです。)

    ☆特集展示「おかねのはなし特集」☆
    私たちの暮らしと切り離すことができない「お金」に関する図書を
    さまざまな視点で集めました。

  • 高橋洋一が美化されている

  •  経済学の知識をまるで持っていない自分が読んでもよくわかった。

     「プレミアムフライデーって効果あるの?」という疑問には期待できないとばっさり。
     月末の金曜日に早く帰れるサラリーマンがどんだけいるのか、と自分も疑問に思っていたが、そういうことではなく、マクロ経済とミクロ経済の観点から解説している。

     プレミアムフライデーはミクロ経済の発想からつくられた政策なので、景気回復の起爆剤になんてなるわけないとのこと。
     個人が自由に使えるお金(ひと月当たりのお小遣い)が増えてるわけではないから、こんな政策は、お金を使う日がずれただけと厳しい。

     多くの人がモヤモヤと思っていたことに、ズバッと正解を聞けた感じ。
     
     飲食店や小売店、サービス業に従事している方でプレミアムフライデーになにかイベントしようと思って頭を悩ましている方は、無駄なことなので、きっぱりやめましょう。

     また消費税増税を正当化する国の借金・国債については、全然問題ないとのご意見。

    「国の借金を個人の借金に例えること自体がおかしい。財務省は負債の大きさばかりアピールするのでなく、膨大な資産についてもアピールすべき」とのこと。
     知らなかったが、国にも会社の貸借対照表にあたるものがあるらしい。20年くらい前に著者が大蔵省の官僚だった時に初めて作った。役所というのは前例主義だから、一度作ると年々作り続けて、いまも作っているようだ。
     
     平成27年度版の貸借対照表をみると、借金も膨大だが、資産も膨大のようだ。有価証券も貸付金も膨大、子会社も膨大。要するに天下り先が無くなるのが嫌なので、国民一人当たりに800万以上の借金があるとか言ってるだけ。

     年金だって破綻しない。なぜなら、だって破綻しないようにできているから。どうしてには答えてくれていないが、「金融商品を売りたい金融機関や増税したい財務省が不安を煽っているだけ」が正解らしい。


     読後の最終的な感想は
     
     ほんと? 信じていいの?

     信じていいなら老後は明るい。

  • 高橋洋一さんのエントリー本
    ビギナー向けに 平易な言葉に徹していてとても分かり易い
    高橋さんの此れまでの著作を読んでいたので
    本作は既知のことが多いけれど、
    理解がフワッとして薄かったことの再点検にとても役立った

    関税のくだりは特に面白く、
    農業保護の話題で、
    「特定の産業を守る必要はない」と言い切る清々しさ!!
    そうだねーとうなずき、
    ナンセンスな極論だけど ラーメン屋さんだけ保護する税制政策なんて あり得ないしねーと 拡大して想像してしまった

    「ちょっとだけ優位性のあることにスライドすれば、仕事がまったくなくなることはない。」と結んでいることもダメ押しで納得!

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著者プロフィール

嘉悦大学教授、株式会社政策工房代表取締役会長。1955年東京都生まれ。都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に退官。その後、2020年10月から2021年5月まで内閣官房参与を務める。著書に、第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)のほか、近著に『「経済オンチ」が日本を破壊する 間違いだけの「ド文系」経済政策』(清談社Publico)、『岸田政権の新しい資本主義で無理心中させられる日本経済』(宝島社)、『理系思考入門 経済ニュース、増税、政治家の無策…基礎がわかればもう騙されない!』(PHP研究所)、『データから真実と未来を見抜け! プーチンショック後の世界と日本』(徳間書店)、『岸田政権のウソを一発で見抜く! 日本の大正解』(ビジネス社)、『財務省、偽りの代償 国家財政は破綻しない』(扶桑社新書)などがある。

「2022年 『「外交オンチ」が日本経済を破壊する!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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