論理ガール 〜Lonely Girl〜 人生がときめく数学的思考のモノガタリ
- 実務教育出版 (2018年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788919532
感想・レビュー・書評
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ホテルマンと女子高生の対話がほとんどであるシンプルな内容なのですが、数学的にものを考えることはどういうことかを説きながら、実は人生の指南書にもなっています。 -
先輩、恋愛ってコスパ悪くないですか?
数学オタクの女子高生詩織と
アラサーのど文系先輩ホテルマン翔太が
数学的対話を通して
人生の真理に迫る青春小説!
ビジネス数学の専門家深沢真太郎さんが説く
数学の本質。
数学って、ただ単に計算すること、
なんて思ってませんか?
数学をやっていて私が一番よかったな、
と思うことは『論理的思考』のクセがついたこと。
それは何も計算のときに使うだけではありません。
例えば、こんなことを『数学的』即ち『論理的』に
考えたらどう表せるか?
・仕事の満足度と『ありがとう』の関係
・給与の額と仕事の満足度の関係
・恋愛のコスパを数式で表すと?
・ときめきの大小はどのようなパターンで決まるか?
etc...
この本を読むと、これらの考え方のヒントが
得られます。
数学って、決して苦しいだけのものではない。
生きていく上で知っていると楽になるもの。
もちろんそれだけじゃないけど。
いままで数学を毛嫌いしてきた方にこそ
読んでほしい作品です。 -
物事を論知的に考えるためのキーワードは前提、定義、モデル化といったところでしょうか。この本の中でそのように結論づけられた記述はないのですが、読後感としては上記のようなものでした。
(ストーリーに関する感想、レビューは割愛) -
最初は良かった
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仕事とは?お金とは?それはなんなのか問いて来た本だった。自分なりの答えは持ってきていたけれど、数学で証明する事は感銘を受けた。読む時期が違かったら、目から鱗だっただろう。
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お金=信用
・お金がない人は信用が無い人間(または他人を信用しすぎな人
・お金を貯める人は他人を信用していない人
サークルの中心となれば人に感謝され信用され独自の経済圏を構成することも出来る
仕事に対するモチベは感謝されることで跳ね上がる
給与もモチベに影響するが金額が上がれば頭打ち
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くっつける、わける、逆にする、ずらす
論理的であることは納得できることの手段でしか無い(必要条件 )
お金は信用の外部化。
お金を稼ぐのではなく信用を稼ぐことをする
人は割に合わないことを成し遂げたときのリターンに魅了されている(恋愛、起業 ) -
数学を人生に役立てようという考えに共感できないなぁ。
役に立たないからこそ、面白い。面白いから好き。