公務員面接を勝ち抜く力

著者 :
  • 実務教育出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788977624

感想・レビュー・書評

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  • 元プロKで、現生駒市長の小紫さんの本。
    実務教育出版から公務員受験生向けに書かれたものであり、面接のテクニック的なことも少しは書かれているので、時間をかけて読むほどのことはないかもしれないが、この本をしゃぶり尽くす思いで、あえて遅読した。
    結論から言うと、公務員受験生必読の書としてお勧めするほどの本ではない。
    しかし、学ぶべき内容が随所にある。
    また、前半部分が良かった。
    面接では「ストーリー」が大事。自分の経験を「ストーリー化」せよ。何度もストーリーという言葉が登場する。
    面接対策は自己分析から始めると言われるが、小紫さんは「自己分析せよ」とは決して言わない。
    その通りだ。自己分析が大事ではないのだ。
    大事なのは「経験からストーリーを紡ぎ出す」ことであって、そのためには「経験の棚卸し」さえできれば良いのだ。
    後半は公務員の現状と取り組み、また生駒市の取り組みが紹介され、ためになる。
    さらに一つ一つの言葉をきちんと調べれば、勉強になる。
    しかし、受験生の目からウロコを落とすほどのものではなく、受験生の胸ぐらを掴んで揺さぶるほどの内容ではない。
    ゆえに星3つ。

  • 全くもってごもっとも。
    いつもこむちゃんが言ってることで目新しさはないものの、素晴らしい。
    公務員だけでなく、全ての面接を受ける者へオススメ。うちのガキンチョが大学受験前には読ませたい。

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著者プロフィール

奈良県生駒市長。
1997年環境庁(現環境省)入庁。NPO法人プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)創設メンバーで、元副代表理事。2011年8月、全国公募により生駒市副市長に就任。2015年4月、生駒市長に就任(現在1期目)。「自治体3.0」を提唱し、自らまちに飛び出して実践するとともに、これからの自治体のあり方や公務員の役割について、積極的に情報を発信している。著書に『さっと帰って仕事もできる!残業ゼロの公務員はここが違う!』(学陽書房)など。

「2021年 『地方公務員の新しいキャリアデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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