- Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789713368
感想・レビュー・書評
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展開も早く読みやすい一冊。最後は思っていたハッピーエンドではなかったけど、私にはとても心に残る作品だった。
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映画を観てから原書を読んだ。彼からの切ない贈り物に感動した。
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最後が。
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切ない大人のラブストーリー。
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波間に投げ込まれた瓶には、ひとりの女性に宛てた書き出しの手紙が入っていた。
海に育ったギャレットにとってはそれが、失ってしまったたったひとりの女性に永遠の愛を誓う、唯一の方法だった。 -
愛の物語
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感動する小説、で検索をかけているとヒットした。
早速図書館で借りてきて現在合間を縫って読書中。
まだ序盤なので殆ど何の展開もない。
本当に感動できるのかどうかを試す意味で借りてきた本。
読むのに飽きた -
切なくて、場所を選ばず涙があふれる物語。
素敵な愛の在り方だなと思える分、ラストに思わずため息が出た。掴みかけた幸せなのに、手に入らないもどかしさ。でもラストが違う形だったら、こんなにこの本を愛しく思えなかったかも知れません。
手紙に込められた思いはmailより、訴える物が多いと思う。だからこそ、こんなに心に響くのかな。彼の物語は時間の流れがとても綺麗です。切ないラストがあってもそれだけは変わらないから好きでいられる。恋愛小説を勧めるなら絶対欠かせない1冊です。 -
「きみに読む物語」の作者の作品ですから、ぐっと来るような純愛小説だろうなぁとは思っていたのですが。
いやぁ、これは来たね。久しぶりにはっと息を飲む展開に出会いました。
夫デイヴィットの浮気の発覚を原因に、離婚をし、息子ケヴィンを女手一人で育てていく決心をしたテレサ。
テレサはコラムニストとして充実した生活を送りながらも、信じていた夫の裏切りを引きずって、なかなか新しい恋を見つけられずにいた。
そんな折、息子ケヴィンがデイヴィットのもとで休暇を過ごしている間、テレサは歳の離れた親友ディアナのすすめで、ひとりバカンスを過ごすことに。
あまり気の乗らないバカンスだったが、海辺をジョギングしていたテレサのもとに、運命の出会いが訪れる。
メッセージ・イン・ア・ボトル。波打ち際に打ち上げられた一通の手紙。
そこに綴られた悲しくどこかロマンチックな言葉は、ギャレットという男性から、亡くなった愛しい妻キャサリンへ送られたものだった。
一途に妻を想うギャレットの言葉が、固く凍り付いたテレサの胸に、熱く深く突き刺さる。
“運命の赤い糸”を瓶入りの手紙で表した、とてもロマンチックな物語です。
彼らの過ごしたさわやかな海が見えてきそう。相変わらず心の描写がたまらなく素敵で、恋する気持ちにこっちまでドキドキしたりします。
物語の展開してくる後半は「そんな!」と「まさか!」の連発。
もう…ねぇ。恋はこんなに切ないものかな。
テレサの恋の進行とともに、明らかにされる(というか思い出される)キャサリンとの真実が、なおさら切ない。
ただただ幸せになって欲しいと思ってページをめくった。
そんな恋物語でした。