黒衣の騎士との夜に (ヴィレッジブックス F ク 3-4)
- ヴィレッジブックス (2006年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789730013
感想・レビュー・書評
-
4-7897-3001-8 522p 2006・11・20 初版1刷
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
両親を亡くした23歳のアリスは、足の悪い弟が継ぐはずだった財産を叔父に奪われ辛い日々を送っていた。
ある日、アリスは従兄弟から緑の意思を贈られる。
ところが、その石を自分の物だと主張する騎士・ヒューが現れ、自身の持つ領地の平和のためにその石が不可欠だと言うのだ。
しかし、石は数日前に何者かに盗まれ最早アリスのもとにはなくー
アリスは石の在処に思い当りがあり、その行方を教える代わりにある条件を提示する。
ヒューはその件を呑む代わりに、とさらに条件を付けた。
なんとアリスとの婚約を…中世の英国を舞台にしたヒストリカル・ロマンス。
自然哲学の研究者ヒロインと伝説的で非情な騎士ヒーローによるいつものアマンダ・クイックで楽しく読めました‐
残念だったのは主人公2人が残りの石の行方にさほど興味がなかったこと…
伝説から、もう少し宝探し展開があるかと期待しちゃったよ。
あと、初期のヒロインが猪突猛進、頑なで、そこがちょっと嫌だったな‐試合観てあげればいいのに。
時代とはいえキャサリンが可哀想すぎ。 -
中世ものはあまり読まないけど面白かった。
-
☆3.5
いつものアマンダ・クイック -
両親をなくした23歳の美女アリスは、冷酷な叔父のもとで辛い日々を送っていた。ある日、彼女は、従兄弟が行商人から買った緑の石を贈られる。ところが、やがてヒューという名の騎士があらわれ、石は自分のものだと主張した。彼が与えられた領地の平和のためには、その石が不可欠とされていた。が、石はすでに何者かに盗まれていた。アリスはそのことをヒューに告げ、一緒に石を探そうと提案する。しかし、アリスの出した条件を呑んだヒューが要求したのは、アリスが彼と婚約することだった...。
-
購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
両親をなくした23歳の美女アリスは、冷酷な叔父のもとで辛い日々を送っていた。ある日、彼女は、従兄弟が行商人から買った緑の石を贈られる。ところが、やがてヒューという名の騎士があらわれ、石は自分のものだと主張した。彼が与えられた領地の平和のためには、その石が不可欠とされていた。が、石はすでに何者かに盗まれていた。アリスはそのことをヒューに告げ、一緒に石を探そうと提案する。しかし、アリスの出した条件を呑んだヒューが要求したのは、アリスが彼と婚約することだった…。中世の英国を舞台に描く傑作ヒストリカル・ロマンス。
伝説や修道院やお城が出てくるだけでなく謎解きが入っているので面白かったです。
お姫様つながりということで
さくらさんがやっていた「プリンセス占い」で言ったらこのお姫様はどれなんだろう?としばし楽しみました。
<リンク:http://>http://www.ozmall.co.jp/psychology/princess/</リンク>
興味のある方は是非どうぞ☆
ちなみにわたしは「シンデレラ」でした。
仕事断れないのはあたってるし
お昼もあたってました(笑)そう、めんどうなのそう考えるとね(^_^)v
でも
「姫」にはなりたくないみるてでした~♪
Mystique by Amanda Quick -
私のヒストリカル・ロマンス入門の一冊!
ロマンス小説って、女性が相手の男性に何かを伝えるっていうパターンが多いけれど(愛とかね)、でもこれはお互いに成長し合っているっていう感じが好き!
そして私的にはアリスが洞窟で泣く場面が好き。今まで起こってきたことも、これから起こることも一旦止まって、静寂が広がったみたいな・・・。
そして泣けた。私だけ?
でもやっぱり一番好きなのは最後の場面!この本はニヤニヤ笑いながら読み終える作品です(笑)-
この本は私もお気に入り!最初のはじまりとかも好きだし、アリスが2人の殺し屋みたいなやつらに追っかけられていてヒーローが助けにきてくれるのも本...この本は私もお気に入り!最初のはじまりとかも好きだし、アリスが2人の殺し屋みたいなやつらに追っかけられていてヒーローが助けにきてくれるのも本当に素敵!そのせいで試合に出られなかったのは残念だけど、その夜の吟遊詩人とアリスの一悶着も好き(笑)2009/05/09
-
-
初めて読んだロマンス小説
-
中世が舞台のヒストリカル・ロマンス。クイック作品らしく、勝ち気で知的な…でも恋愛面では奥手のヒロインと、クールで周囲に一目置かれつつも惚れた相手には弱いヒーローの組み合わせが微笑ましいです。ミステリアスな部分も楽しめますが、執事やメッセンジャーなど、和める脇役が魅力的でした。口下手なヒーローがこっそり「妻を讃えるための詩的表現」をわざわざ作らせて丸暗記している姿など、思わずニンマリしてしまいます(笑)