よにもふしぎな本をたべるおとこのこのはなし (にいるぶっくす)
- ヴィレッジブックス (2007年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784789731188
感想・レビュー・書評
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一瞬「アルジャーノンに花束を」が頭をよぎった。
一気に賢くなって衰えていく。
どうなるのか先が怖かったけど、怖くはなかった。
結局はちゃんと噛み砕いて自分の血肉にしなくちゃダメってことよね。
食べないで読みなさいと。
インプットしてもアウトプットしないとダメダメだなぁと今更ながら気が付いた今日この頃。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
〝ヘンリ-は本が大好き。でも、他のみんなが本を好きっていうのとは、ちょっと違う。何故って…ヘンリ-は、本を食べるのが好きだった!...ヘンリ-は、ありとあらゆる本を食べた。物語の本、辞書、地図帳、ダジャレの本、算数の本、いちばん好きなのは、赤い表紙の本だった...ヘンリ-は、食べれば食べるほど、頭が良くなって、学校の先生よりも頭が良くなった...やがて、覚えたことが全部ごちゃまぜになって...食べ過ぎたのかな?〟
良い子へのお願い「この本は絶対食べないで!」~作者<オリヴァ-・ジェファ-ズ> -
Oliver Jeffers祭り開催中。
『How to catch a star』が正直不発だったけど、また面白い絵本に巡り会えてよかった。
本をうっかり食べちゃって以来、本を食べること(=知識を吸収すること?)にハマってしまう男の子のお話。焦らずじっくり「消化(digest)」することが大事ですね。
ストーリーだけじゃなくて絵も秀逸。テーマに合わせて、あらゆる紙や本の絵が上手く背景に取り込まれていて、絵をじっくり見るのも楽しい。最後のページにはちょっとびっくりで、最後まで楽しかったです。 -
6歳からおすすめ。
面白い設定。
かわいいようで不気味さも合わせ持つ、独特のキャラクター。名作・寄生獣を思い出す。
本が大好きすぎて、という設定なのかな。 -
この本の絵、背景、発想、すべて好きですね!!
なんと面白い絵本でしょうか!!
これは近代のAI的な要素も含まれている、良い作品です。
この本の最後には読者は全員驚くことでしょう。 -
5歳 好き
この本を読んでから、「私は本を読むのが大好き」と言いはじめ、自分で本を開いて読むようになった。
(今まで読み聞かせは喜んで聞いていたが、自分で本をとり読むことは無かった。)
本当に本が好きになってくれていたら嬉しいな。 -
「あっひっかかった」と同じ著者を検索して、読んでみたくなった絵本。
本を読む楽しさ、知識を吸収したい気持ち、分かるなぁ。
絵があたたかみのあり、紙面がおしゃれな感じ。最後のページの仕掛けにちょっとびっくり。
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本を読むことの大切さを教えてくれた本。購入検討。
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長女 4歳6ヶ月
次女三女 2歳7ヶ月
上の子は結構気に入って何度も開いていました。
最後にあるかじった跡に興味津々でした! -
お話もいいけれど,絵が最高です.
よそ見をしていてうっかり本を齧っちゃったことから始まります.最後にそのうっかりがまた現れるのもオシャレです.