合点!電子回路超入門 (エレ基礎シリーズ)

著者 :
  • CQ出版
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本棚登録 : 37
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789846004

作品紹介・あらすじ

本書は、オームの法則から解説。しかしその到達点は決して低くはありません。最新の通信システムに通じる特性インピーダンスや群遅延、フーリエ変換などの技術用語も丁寧に解説。また、数式だけでは理解の難しい電気信号のふるまいがイメージできるように、多くの図を使って解説しました。ボーゲンに始まりボーゲンに終わるスキー同様、電子回路も基礎理論に始まり基礎理論に終わります。基礎から学びたい、基礎をもう一度見直してさらにレベルアップしたいと考えているビギナからベテランまでのすべてのエンジニアにお勧めの一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 組み込み業界で電気屋として働いた経験のある著者が、実務で使える電子回路の基礎を、ポイントを絞って、わかりやすい概念を使って説明してくれている本。

    理解はとてもしやすかった。今までなんとなく分かっていたこと(実はしっかり理解できていなかったこと)が分かるようになった。

  • 図書館で借りた。主に理論的な10の道具(位相、複素数、フーリエ変換等)を解説し、現場でプロがどの様に利用しているのか含め、実践的に解説。
    あくまで、現場の技術者を対象とした実践的な本であり、非常に解り易い。

  • 品川区図書館にある。よく書けている。CQの編集者もかなりがんばってわかりやすく書けと入れ込んでいるのだと思う。後ろのほうのフーリエ変換とFFTの説明のところは、筆者もさすがに苦しみながら解説している。編集担当の依頼でネコ式相関を入れたのだと思うが、途中で編集者が振り切られている。そうすると制御がきかず、説明がぐじゃぐじゃになってくる。イメージで説明すると一般的にわかりやすいのだが、場合によっては、数式でさっさと解いて説明したほうがいい。イメージでは、厳密なところの理解は難しい。厳しい指摘をしたが、それだけ、わかりやすさにこだわってよく書いているということだ。大学の先生には、とてもできないだろう。正確だけど難解な本がほとんどなので、これまで何を読んでも挫折した人などにはこの本は非常によいと思う。

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著者プロフィール

1968年 岐阜県恵那市に生まれる
1994~95年 文部省学生国際交流制度派遣留学生としてドイツ・フライブルク大学へ 留学
1996年 名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学
現 在 札幌大学経済学部准教授・博士(経済学)(名古屋大学)
主論文 「秘密警察(シュタージ)―その本当の影響力」『ドイツ文化史入門』(若尾祐司・井上茂子編), 昭和堂,2010年.「計画経済システムにおける計画作成と達成度評価の現実―建国初期東ドイツ造船業を例にして―」『地域と経済』(札幌大学地域経済研究所),第5号,pp.33-42,2008年.「東ドイツにおける工業労働者の『社会的結合』」『歴史学研究』(歴史学研究会),833号,pp.143-151,2007年.「EU憲法における『連合の目標』としての社会的市場経済」『大原社会問題研究所雑誌』(法政大学大原社会問題研究所),577号, pp.1-15,2007年.「現代ドイツにおける『社会的市場経済』の変容―2003年閉店時間法改正論議を手がかりに」『現代ヨーロッパの社会経済政策―その形成と展開』(廣田功編),pp.301-327,日本経済評論社,2006年.「東ドイツにおける日常生活世界―作業班の経済的・社会的意味―」『大原社会問題研究所雑誌』(法政大学大原社会問題研究所),552号,pp.51-64,2004年.

「2010年 『もう一つの経済システム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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