- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784790253341
作品紹介・あらすじ
仕事もせずに遊んでばかりいる若者は、ある日、壷の中に入った小さな男に出会った。家に持って帰りしばらく遊んでやったが、すぐに飽きて外に遊びに出掛けてしまった。若者が帰ると、そこには太った男が寝転がっていて…。
感想・レビュー・書評
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1年生読み聞かせ :5分
むかしある村に、はたらかずに遊んでばかりいる、わかものがおりました。
ある日わかものは、野原に落ちていた壺を見つけました。壺の中には小さな小さな男がいて「わしは なんにもせずに 遊んでいる者が大好きじゃ。どうかお前の家に連れて行ってくれ」といいます。
わかものは面白がって、小さな男を家に連れて帰ります。
しかし毎日毎日わかものが遊んで暮らしていると、壺の小さな男はどんどんどんどんどんどん大きくなっていくのでした…。
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1年生読み聞かせにもっていきました。
壺に小さな男がいる、というところから、その男が家を突き破るくらいに大きくなるというお話し、そして若者が徐々に労働の楽しみを覚えていく、というほんわかした終わり方。
働いて対価をもらうことを喜びって感じられるっていいですよね。
児童からの反応も良かったです。
「働く」ということで、11月の勤労感謝の日に関連しても良いかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山口県に伝わる昔話の絵本化。これは面白い。
国民の三大義務のひとつである「勤労」の価値を、押しつけがましくなくサラリと説いている。
唯野元弘さんの淡い色彩で描かれたシンプルな挿絵が、このお話に似合っていてとても良い。
遊んでばかりいる怠け者の若者が主人公。
ある日この男が、小さな男が入っている壺を拾う。
怠け者が好きだと言う「なんにもせんにん」と名乗るこの小さな男は、若者の家でどんどんどんどん大きくなって行き。。。
村の刈り入れを手伝った若者が、手間賃をもらって「なぜかうれしくなった」という文章で、私も何だか嬉しくなった・笑
働いて、初めて給与を手にした時の嬉しさが思い出されたからだ。
自分という人間が認められた嬉しさと、誰かのためになったという嬉しさ。
お正月やお盆には、やって来る甥や姪たちにエラそうに「お小遣い」まで手渡した。
子供の頃やってもらったことを、今度は自分がやれるようになったというのが、これまた嬉しかった。働くことというのは、様々なことをもたらしてくれる。嫌なことももちろんあるが、思い出せばみな些末なことだ。
お話の中では、周囲の人は決して若者に働くことを無理強いしない。
「なんにもせんにん」が、それとなく仕向けるだけ。
なかなか心憎い作品で、秋の深まる頃にぜひ読んでみようと思う。
約7分。低学年から。-
nejidonさんこんにちは。
こちらのレビューを書いたらnejidonさんがいらしたのでコメントお送りさせてください。
nejid...nejidonさんこんにちは。
こちらのレビューを書いたらnejidonさんがいらしたのでコメントお送りさせてください。
nejidonさん最近いかがでしょうか?
わたしのほうはまあ試行錯誤中ですが、読み聞かせができるのは嬉しい日々です。2021/11/09
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「仕事もせずに遊んでばかりいる若者は、ある日、壷の中に入った小さな男に出会った。家に持って帰りしばらく遊んでやったが、すぐに飽きて外に遊びに出掛けてしまった。若者が帰ると、そこには太った男が寝転がっていて…。」
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山口県に伝わる昔話。
勤勉勤労に努めたいと思います。 -
2022.5.26 3-1
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働くとは
がわかります -
息子7歳0ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム ◯
その他 -
なかま
2年生 -
働くことの喜び…仙人が 教えてくれたんだね。