- Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
- / ISBN・EAN: 9784790253563
作品紹介・あらすじ
ニューメキシコの砂漠の町に、科学者たちがやってきました。ひみつの計画のために、政府にやとわれたのです。計画は極秘とされていました。思いもよらないものが作られているにちがいありません。もうすぐ完成しそうです……。
この計画によって集められた優秀な科学者たちが共同で作り出したのが、原子爆弾です。1945年7月16日に、ニューメキシコ州南部の砂漠で、最初の核実験が行われました。その後、1945年8月6日広島に、1945年8月9日長崎に、アメリカは原子爆弾を落としたのです。広島と長崎以来、原子爆弾が人を殺すために使われたことはありません。今は、多くの国が、地上での核実験を禁止しています。また、多くの国が、もっている核兵器を減らそうとがんばっています。それでも、2016年の時点で、世界には核兵器がまだ1万5700発も存在しています。いつかその数がゼロになることを祈って、ジョナ&ジャネット・ウィンターはこの絵本を作りました。
感想・レビュー・書評
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原子爆弾がどのようにしてつくられたのか?
ひみつの計画、ニューメキシコ州の砂漠、
世界中から集められた科学者、
リーダーはオッペンハイマー
1945年7月16日最初の実験
8月6日広島、9日長崎へ投下
緊迫した文と絵
実験の過程がとてもよく描かれている
大人に読んでほしいなあ
世界は戦火の中
今日は憲法記念日
≪ 急がねば その爆弾は なんのため ≫詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
砂地ののどかな場所に、続々と集まる人と、なにやら怪しげな建物。
集まってきたのは科学者たちで。彼らはガジェット完成のために、昼も夜も働いて。
そして、いよいよ。
常に黒く灰色の彼らと色彩豊かなそれ以外との差の不穏さ。
紙芝居のように淡々と語られることが更に不安にする。
ただただ出来事を語るだけなのに、最後の黒いページに心がしんとした。
ちびちゃんと読みたい一冊。 -
後書きも含めて、読ませたい、読んでほしい本です。
ページ割りが何とも言えない感じにさせられます。
原爆をどの角度、立場から捉えて考えるか…。
別な方も書かれていますように、小手鞠るいさんの『ある晴れた朝』とあわせて読みたい本です。
本文から
・2016年の時点で、世界には核兵器がまだ15,700発も存在しています。
いつかその数がゼロになることを願っています。
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小手鞠るい『ある晴れた夏の朝』とセットで読みたい。
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子どもたちと読めばよかった。チャンスがなくて、持って帰ってきてしまった。また今年の夏とかに借りて読も。
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良かった
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あと下手するとドキドキワクワクしてしまうような展開なので、読み聞かせするなら あとがきや背景とセットで解説しないと。でもこれがアメリカの人が書いた作品だということが とても重要だと思う。
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実話だったとは。怖かったですが、子供にもインパクトある絵本です