私たちは大人少女: 強さとしての少女性

著者 :
  • 青樹社
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791311378

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  • 大人の女性が少女性をもち続ける事についてが書いている。



    以下は、作者のおわりにから抜粋(素直に共感できる)

    少女性が強い人は自分自身であり続けようとする魅力的な人が多いと思う。
    大人になっても少女性を失わない人は社会人としての責任をまっとうした上で、少女のような好奇心を持ち続け、同世代の多くがとっくに卒業してしまったような音楽やマンガなどの世界への情熱を持ち続ける。そして、少女の頃以上に自分の世界を追求して毎日を楽しむ術を獲得している。
    一般的に、女性には受け身体質の人が多く、自分で情報を開拓して何かを探求したり、一人で行動したがらない人が多い。でも、少女性の強い人は自分一人で世界を開拓する強さと行動力を持っている。そうした力がなければ少女性や自分を保てないからだ。
    「少女のような人』というと、一人では何もできないようなか弱さを連想するかもしれないが、実際に少女性の強い人は受け身ではないし、孤独を受け入れようとする強さを持つ。そうして結果的に少女性を失わない事が大人になってからの生活を豊かなものにしている。
    人間として『終わってしまわない』『できあがってしまわない』という意味で少女のようなあり方を大人になっても持ち続けようとする事が、少女性を持ち続けるという事のように思う。
    いくつになっても少女性を持ち続ける人はプライドが高く、自意識が高い。
    少女性の強い人ほど自分に素直な人はいない。
    大人になっても少女性を持ち続けるたまには強くならなければならない。強くなければPureな部分を守れない。
    人生を楽しむためには少女性を持ち続ける強さが必要なのだ。

    オリーブも大島弓子も大好き。
    るきさん読んでみたい!
    岩館真理子も読んでみようっと!

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