囚人のジレンマ―フォン・ノイマンとゲームの理論
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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
フォン・ノイマンの生涯、ゲーム理論の発展、当時の社会情勢と時系列に沿って解説されています。学生時代に何も知らず手に取ったのですが、ゲーム理論の解説書というよりはドキュメント・読み物として非常に楽しめました。
「ゲーム理論」や「囚人のジレンマ」といった単語に惹かれて読んだのですが、関連する理論(チキン、志願者のジレンマ、ドルオークションなど)を含めて想像以上に幅広く現実の問題と絡んでいることが分かりました。
フォン・ノイマンの人生やランド研究所の内幕とともに原爆の開発やキューバ危機についても書かれていて、それら歴史的事実とジレンマの関連性を説いていくあたりは分かりやすく、おもしろかったです。
しかしそれ以上に刺激的だったのが適者生存とおうむ返しの部分です。「感情」を絡めることで煮詰まってしまうジレンマが、生物の進化という形で用いられている事から見えてくる光明。
ジレンマに対する解決と言いきってしまえるものではなく、適者生存の謎を解き明かす一つの方策でしかないのですが、目を開かれる思いです。このあたりは読んでいて興奮しました。
これは読んでおくといい本。
マーケティング向けに
ゲーム理論とあわせ、経済学での合成の誤謬など引用して
分散型組織における意思決定とか、
情報共有や目的意識統一の重要性とか・・を語る本がでると面白いだろうなあと思います。
理論の詳しい説明ではなく、背景とか歴史とかに沿って触れる感じ。
志願者のジレンマ、一番好きかも。
社会のジレンマって面白い!
フォン・ノイマンの生涯を追いながら、ゲーム理論の創始と発展を解説している。
天才といわれるノイマンだが、私生活を知ると親近感がわく。
ゲーム理論を勉強するための息抜きとして読むのには、ちょうどいい。
しかし、ページ数が多いのが難点と言えなくもない。






