『パサージュ論』熟読玩味

著者 :
  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791761159

作品紹介・あらすじ

「集団の夢」の偉大なる蒐集家ヴァルター・ベンヤミン。その特異な大著『パサージュ論』のおびただしい思想断片から稲妻のようにきらめく思考の核心を解き放つ十九世紀文化史家による画期的な読解。

感想・レビュー・書評

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  • 何気なく借りたのだが、最初の数頁でベンヤミンの虜になった。今回検索してみて新装版(値段がかなり高価になっている)があることを知ったが、それくらいの価値がある本だと思う。19世紀に対するベンヤミンの思索を受け取るのに、かなり役に立つ。

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著者プロフィール

1949(昭和24)年、横浜に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2008年より明治大学国際日本学部教授。20年、退任。専門は、19世紀フランスの社会生活と文学。1991年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、99年『愛書狂』でゲスナー賞、2000年『職業別パリ風俗』で読売文学賞、04年『成功する読書日記』で毎日書評賞を受賞。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。書評アーカイブWEBサイト「All REVIEWS」を主宰。22年、神保町に共同書店「PASSAGE」を開店した。

「2022年 『神田神保町書肆街考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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