パラドックス大全

  • 青土社
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本棚登録 : 332
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791761432

作品紹介・あらすじ

徹底検証!最強の逆説はどれだ?論理思考の限界に挑戦。

感想・レビュー・書評

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  • パラドックス大全
    (和書)2011年05月19日 18:43
    2004 青土社 ウィリアム・パウンドストーン, 松浦 俊輔


    「アキレスと亀のパラドックス」などどういうものかようやく知ることができた。しかしそれを理解したと言うことではないです。

    あまり面白くはなかった。

    好みでいうとあまり楽しめなかったな。好きな人は好きだろうな。パズル好きとか良いかも知れない。頭の体操とか好きな人がいると思うけどそういう人には受けるかも。

  • おそらく論理学の本、ということになるのだろう。「逆説」
    を俯瞰的に並べた認識論の入門書というところ。様々な逆説
    をカタログのように取り上げているせいか、深くつっこんで
    解説してるというわけではなく、なんとなく物足りない感じ
    がしてしまう。とは言っても決してわかりやすくはなく、
    これ以上つっこまれたら手に負えなかったのは確実(苦笑)。
    久しぶりに固い哲学書を読もうとして。固いのか柔らかい
    のか微妙にわからない本に当たってしまったかな。一つ一つ
    の逆説を詳説した本をそれぞれ読んだ方が面白そうな気が
    する。あくまで気がするだけ。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA69153013

  • パラドックス「大全」?
    タイトルが誤っているように思う
    。これに限らず日本語タイトルは違和感を感じるものが多い。原題「Labyrinths of Reason」で良いのに。
    〜〜〜
    以下、哲学初心者のレビューと感想。
    正しい論理を展開しているのに、誤った結論を導いてしまう逆説について、各種例題をもとに考察する内容。豊富な話題に、学問としての哲学の基盤を感じます。
    お気に入り逆説は「予期せぬ絞首刑」。反論できない。
    理解したようでしていないような消化不良と同時に、考え方の選択肢が広がる気持ち良さを感じる本。

  •  タイトルをもう少し変えて欲しかったなぁ。

     「大全」ってついてたからこう、パラドックスを一杯集めてあるんだと思ったの。確かにパラドックスはあったんだけど、思ってたほどいっぱい取り上げられてたわけじゃなかったので、がっかり感が半端ない。
     あとなぁ、ぶっちゃけ訳文がちょっと難ありすぎて、読み進めるのが苦痛でした。最後の方、意地だけで読んだもんな。や、難しいのはしょうがないんだけどさ、それにしたって、エキサイト翻訳に突っ込みましたみたいな訳文はどうよ。原文に「理論」って同じ単語が二回でてきたからって、素直にそのまま訳します? 折角翻訳するなら、意味が変わらない程度に読みやすい文章にしてくれよ。学生じゃねぇんだからさ。すごい既視感あるなぁ、って思ったら、学生のときの授業で英語論文読んでた時の自分の訳文だわ。
     とりあえず、ルイス・キャロルはやっぱ頭おかしいわ、っていう感想。
     パラドックスって好きなんだけどたぶん、自由意思と決定論だの、ゲーム理論だのを展開されるより、true or falseの充足可能性問題が好きなんかなって思いました。嘘つきのパラドックスとか、その辺がやっぱり一番面白かった。
     抜粋。笑っちゃった部分。


     ヴォイニッチ手稿の謎にはほろ苦い魅力がある。中世の日記だか、魔法の教科書だか、禁断のエロ本だかが発見されるかもという見込みがあるだけではない。


     「禁断のエロ本」ってwww ほかに言い方なかったのかwwww
     ヴォイニッチ手稿っていうのを初めて知ったので、関連書籍を読んでみたい。

  • 2015/2/19
    図書館より

  • 本屋で立ち読み3時間
    面白いです○

  • おもしろいです。おもしろいんですけど大半理解できなくてかなりツラかったー(>o<)。
    そういや私論理学の成績散々だったんだった…読んでるとイーッ!!ってなってきます。
    昔から「アキレスと亀」なんか大好きなんですけど、きちんと系統立てて説明されると理解できないってどういう有様か。全く分からないまま読み終えてしまった自分の脳の残念さに言葉もないですよ。
    前から知りたかったNP完全のことにも触れられているというにもかかわらず、俄然張り切って読み出したのに現在頭に残ってるものといったらなんにもないという体たらく。読み直してみたけどちっとも頭に入ってこないんですけどーヽ(;▽;)ノ。せめてNP完全は充足可能性問題、というくらいは覚えておこう…だからなんだと聞かれても答えられませんが。だって全然思い出せないから!(T.T)
    ちょろっと触れられている「囚人のジレンマ」のところは燃えました。やっぱりこれはおもしろい!何が違うのかなー???
    読み物としては間違いなくおもしろいはずなのですが、私の理解力のせいで☆3つです…ごめんなさい。

  • M.ガードナーの『a ha!』みたいな本かと思いきや、てんで読み物体裁でした。
    著者は有名なデバンカーだそうで、たしかに論理の具体例をとても上手に示してあります。手練の解説者といった文はこびです。

    紹介されるパラドクスはNP完全問題、演繹・帰納、ブール代数、確証理論逆説、中国語の部屋、ニューカム逆説などおなじみの顔ぶれ。
    反証例に幾つか「ん?それ、ちょっと違う…」が混じるも、ご愛嬌です。

    「まあこういう変わったハナシがあるよ」ていどに通読するとよい本です。

  • きちんと読めば面白いんだろうけど、体力がいる。
    断念。

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