数学者の無神論: 神は本当にいるのか

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791763863

作品紹介・あらすじ

複雑にして美しい大宇宙と自然界は神の創造物と信じ、神の存在を説得する論理に、異議あり。神の存在証明を、科学的・論理的に丁寧に追究したらどうなるか。数学者として宗教的熱狂をクールに分析し、信じること・信じないことの意味を柔軟に考える、思考の冒険。

感想・レビュー・書評

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  • 数学者の無神論―神は本当にいるのか

  • 全能の神の存在証明を扱ったあたり、まるで集合論の話をしているように思えた。同じ著者の他の本に比べて軽妙さに欠ける気がする。それだけ、アメリカでは宗教の力が強いということのようだ。「無神論だけど穏やかな社会」の例で日本が何度も引き合いに出されているのに苦笑い。

  • カテゴリは娯楽でも可。
    反証を用いて神という存在が居るかどうかを確かめていく一冊。
    アプローチの仕方は分かりやすく、入門的。

    ただし、有心論者には凄まじい勢いで喧嘩を売っている印象を受けるので、
    これはこれ、と割り切れるタイプではないと読み切れない。
    (どころか、筆者が有神論者を見下す風な書き方をしているので腹が立つ可能性もあり)
    逆に無神論者も、反論を許してしまう文章には納得できないものも居るかもしれない。

    何においても及第点だが、神は居ても居なくてもどちらでも良い。
    と、言うスタンスの人間には娯楽として楽しめる。

  • 複雑にして美しい大宇宙と自然界は神の創造物と信じ、神の存在を説得する論理に、異議あり。神の存在証明を、科学的・論理的に丁寧に追究したらどうなるか。数学者として宗教的熱狂をクールに分析し、信じること・信じないことの意味を柔軟に考える、思考の冒険。

  • JAパウロスの本は結構好きで読んでいるが、これはいつもの洒脱さがない。XXなので神を信じるという考えがあるが、これはXXXX、という論考が延々続くだけで散漫になりがち。ドーキンスの本ですでに言い尽くされた観がある。

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