アイヌ人物誌 ーー松浦武四郎原著「近世蝦夷人物誌」

制作 : 山本 命 
  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791770960

作品紹介・あらすじ

原日本人からのメッセージ
アイヌ民族が日本人からどのような立場に置かれていたのか。時の為政者によって当時は出版禁止。アイヌの誠実にして剛毅な生き方を丹念に記録し続けた稀有な日本人によるヒューマンドキュメント。
2019年春、松本潤が松浦武四郎役でNHKドラマ化決定!!

感想・レビュー・書評

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  • 北海道という名の名付け親の松浦武四郎の
    アイヌの人物誌。

    アイヌの風俗が描かれている内容。
    単調でなかなか読みづらい内容でしたが。
    アイヌ民族がどれだけつらい思いや差別を受けていたのか
    がよくわかる。
    最後の松浦氏の思いが書かれているところは
    それまでに書かれている、人物誌よりも
    彼のアイヌに対する思いがよく出ていて、揺さぶられる
    思いがします。

  • アイヌの風俗が描かれている内容。単調でなかなか読みづらい内容でしたが、アイヌ民族がどれだけつらい思いや差別を受けていたのかがよくわかりました。

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著者プロフィール

松浦 武四郎(まつうら たけしろう)
1818年3月12日 - 1888年2月10日
幕末から明治にかけての探検家、浮世絵師、著述家、好古家。16歳から日本国内をめぐり平戸で僧となるのだが、親兄弟を亡くし天涯孤独の身となって、還俗して蝦夷地探索に向かう。江戸幕府から蝦夷御用御雇となり、「東西蝦夷山川地理取調図」を出版。1869年に開拓判官となり蝦夷地に「北海道」と命名した。北海道各地の名を、アイヌ語地名を参考にして選定した。
代表作に『アイヌ人物誌』、『三航蝦夷日誌』。北海道の礎に寄与した功績から、『松浦武四郎選集』刊行、そして多くの伝記文献・伝奇小説も記されている。

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