蔵六の奇病

著者 :
  • 青林堂
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本棚登録 : 16
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784792603298

感想・レビュー・書評

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  • 自分の中っていうのはああなんて甘やかであたたかくて、一歩でも外に出るとこんなにも孤独が。孤独を感じるくらいの一人はどうでもよくて自分の中にだけいる自分のことはそうで。外の世界は極端すぎるけれど、孤独感がひしひしと胸に迫ってきて、誰かからの心のさけびを聞いているみたいに、かけよって抱きしめたくなる。絵とか怖いし、話は救われないし、読みながらおえええええって思ってるんだけど、手を差し伸べずにはいられない感じ。何だろう。

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著者プロフィール

1946年旧満州生まれ。
1967年「COM」発表『つめたい汗』でデビュー。以後、70年代-80年代
「毒虫小僧」「蔵六の奇病」など恐怖漫画の第一人者として
数多くのホラー、怪奇作品を発表。また、一連の作品は翻訳出版され
海外での評価も高い。漫画以外に、絵本作品や児童書、美術
デザイン等の制作も手掛けるなど幅広く活躍する。
ホラー映画「ギニーピック」では、自ら演出・監督し話題になる。
現在、大阪芸術大学芸術学部教授。

「2017年 『地下室の虫地獄 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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