- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784792605230
作品紹介・あらすじ
日本の近代史を動かした軍閥たち。その軍閥の場と影を倉山満が縦横無尽に語りつくし、杉田水脈が現代の政治との接点を鋭く突く!
感想・レビュー・書評
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●高杉晋作が一番頼りにした男。山縣有朋。悪い事も多い。山城屋事件など。西郷さんに助けてもらいながら、西南戦争では田原坂に追い詰める。最後は失脚して葬儀にも人が来なかった。
●伊藤博文は初代兵庫県知事。だから小さかった兵庫県がだんだん大きくなったらしい。
●桂内閣は日露の後、日韓併合をした。不平等条約改正も。
●拝米、媚米の元祖が原敬。寺内は原に振り回されながらシベリア出兵。
●陸軍の敵はロシア、海軍の敵はアメリカ。と言う構図を作った1人が、田中義一でした。
●石原莞爾はイシワラ、イシハラではない。「日本陸軍は東条のバカヤローと片倉の大馬鹿野郎が滅ぼした」とぼろくそに言っています。
●石原は張作霖事件の後に満洲に赴任。「もう中国の軍閥にやらせておくとめちゃくちゃだから、日本が満州を取ってソ連に備えなければいけない」と言う考え方。
●世界最終戦争論。日本とアメリカがトーナメントの決勝戦を戦う。それで勝った方が、全人類を平和にすると言う妄想。だから準決勝のソ連とやる前に、決勝のアメリカと戦ってはいけないと言う理由で反対した。
●松岡洋右の「十字架上の日本」という演説。国際世論は日本を糾弾をするが、では2000年前にナザレの丘でキリストを十字架にかけた世論は正しかったのか?と絶叫したので、この名前がついています。
●統制派、永田鉄山。バトルフィーバーの倉間鉄山の元の人。
●東條の過ちは、シンガポール陥落時に、部下の武藤から、イギリスとの講和を勧められてのに、クビにした。和平交渉のタイミングを逃した。
次官で止まっていたら、間違いなく超優秀な人。
●西のネルソン、東の東郷。世界最強の海軍提督。
日清戦争の前年、アメリカがハワイを併合しようとしたとき、浪速という船でハワイに行ってアメリカを威嚇します。ハワイは日本に助けて欲しかったらしい。
●山本五十六は父が56歳のときの子。彼は大正時代から航空機に着目していた。ミッドウェー海戦、戦力は明らかに日本が有利。負けたのは指揮に問題が。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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