- Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794207746
作品紹介・あらすじ
サンタフェ研究所による複雑系研究の成果を、その中心にいる著者みずからが披露。世界を複雑系としてとらえることで、知の行きづまりの打開をはかり、複雑な現実の世界を理解しようと試みた、知的刺激に富む書。
感想・レビュー・書評
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五章まで
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『ブッダの夢』で中沢新一さんが紹介されていた。
著者はクウォークを発見したノーベル物理学者。
アーサー・シーという中国系アメリカ人の詩に触発されて書いたもの。 -
複雑系の説明について、初心者にもわかりやすく技法から人間/社会への応用まで。最後の方が特におもしろかった。
思考過程や創造的思考について、対立するイデオロギーの共生への展望などの提言がとくに興味を引いた。民族主義から地球全体思考へ、それは科学や合理的思考の広まりとともに広がるかもしれない。ただ単一なグローバル化ではなく、各民族/イデオロギーが寛容をベースに少し色を薄めた形で共存する事が可能なのかもしれない。
課題
イデオロギー共存の方法と、学問の全体像把握のメタ化手法について
知識の学習から決定の学習へ -
読んだ気がする。
わすれた。 -
amato-study.comに書評あり。
ワールドロップの「複雑系」と併せて、アマトのお勧め本です。