裕仁皇太子ヨーロッパ外遊記

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  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794208217

作品紹介・あらすじ

第一級の資料 侍従武官長・奈良武次「日記」「回顧録」をもとに全旅程をたどり、近現代日本にとって天皇の存在とは何かを考察する!皇太子を変えた百八十日。

感想・レビュー・書評

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  • 古川隆久「昭和天皇」(中公新書)つながりで。それなりに興味を持って手に取ったつもりが、80p以降は流し読んでしまう。来る機会に再挑戦したい。/1900年代初頭、日本人は低賃金、長時間労働をいとわず勤勉に働いたことから現地労働者の反感を買い.../大正8年(1919)9月、詩人ダヌンツィオが義勇軍を率いてフィウメ占領/英仏以外の訪問先は依然未決定のまま艦隊はジブラルタルにいたった/日英同盟の発展的解消、日米英仏の四カ国の太平洋地域の安全保障条約。/外遊前の冴えない、心もとなく描かれる皇太子像と、外遊中に磨かれ、帰国後に力強く洗練された像との対比。

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著者プロフィール

総合教育研究所代表、現代史研究家。
1953年岐阜県生れ。慶応義塾大学法学部卒、同大学院修了、法学博士。日本外交史、国際政治専攻。
主な著書『浜口雄幸』(中公新書)、『日米野球史』『満蒙独立運動』(以上、PHP新書)、『濱口雄幸日記、随感録』(共編、みすず書房)、『裕仁皇太子ヨーロッパ外遊記』『東京オリンピックへの遥かな道』『明仁皇太子エリザベス女王戴冠式列席記』(以上、草思社)、『海軍の外交官 竹下勇日記』『内田良平関係文書』(以上共編、芙蓉書房出版)、『浜口雄幸日記・随感録』(共編、みすず書房)、『左腕の誇り・江夏豊自伝』(新潮文庫)、『日米野球の架け橋』『奈良武次とその時代』(以上、芙蓉書房出版)など。

「2023年 『昭和天皇欧米外遊の実像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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