身近な野菜のなるほど観察記

著者 : 稲垣栄洋

• 草思社 (2005年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[風楽人さんの感想 · 2006年3月13日]

野菜を友だちのようにとらえ観察している。それぞれの野菜にそれぞれの個性があり、いとおしくなってしまう。やっぱり野菜は宝なのだ。筆者の観察力と文章力に脱帽。

著者プロフィール

稲垣 栄洋（いながき・ひでひろ）：1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する記述や講演を行っている。著書に、『身近な雑草の愉快な生きかた』『身近な野菜のなるほど観察録』『身近な虫たちの華麗な生きかた』『身近な野の草　日本のこころ』（ちくま文庫）、『植物はなぜ動かないのか』『雑草はなぜそこに生えているのか』『イネという不思議な植物』『はずれ者が進化をつくる』『ナマケモノは、なぜ怠けるのか』（ちくまプリマー新書）、『たたかう植物』（ちくま新書）など多数。

「2023年 『身近な植物の賢い生きかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」