野宿入門

  • 草思社
3.37
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本棚登録 : 348
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794217769

感想・レビュー・書評

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  • 「トイレを制する者は野宿を制す」ああ、野宿童貞を私も捨てたい。

  • みんな、フツーに野宿しましょう。と提唱するのは意外なことに若いフツーのおねーさん。ところがこのおねーさんが面白い!

  • 20170501

  • 野宿用の寝袋の買い方には
    笑えます
    店員さんに 素直に言わないと
    山登り用の高いやつ
    勧められちゃうんですね
    見え張ったらアカン
    野宿はここから始まってるんだ

  •  野宿女子が語る野宿入門。

     この本、仕方なくの手段としての野宿ではなく、目的としての野宿を愛好する人が書いているんだから、もうそれだけで面白い。
     本当に野宿のハウツー本でありながら、独特の軽快な文章でエッセーとしても読める。作者にお会いしたことがあるが、話し方がそのまま本になってるように思えた。

     野宿だけでなく常識にとらわれず生きるヒントが書かれているように感じた。
     野宿をしてみようかと思わせる一冊。

  • イラストもかわいい素敵な野宿本。

  • 野宿にやられてしまってる、独身女子による、野宿のすすめ。野宿を繰り返すことで見えてきた世の中や人、そんなちょっとした話がおもしろい。
    言葉遊び的で冗長な記述がちょっと残念。普通に書けば、1/3のページでおさまるのでは?

  • 終始一貫して脱力系の一冊。
    公園で布団を敷いて野宿の段は圧巻。
    なぜ野宿をするのか。
    野宿をしたいからだ。
    LOVE、野宿!

    会社員生活に疲れた人におすすめな気分転換法。

  • 野宿入門と銘打たれてますが、著者の経験をひたすらユルい口語体で書かれたエッセイです。とりあえず寝袋あれば何とかなるなと、怖いものがなくなりますwあと私事ながら、考え方とか松本肇氏に近いなぁと感じて、最後の略歴見たら大学一緒やんw著者の年齢からすると、「貧乏くささを守る会」辺りとも接点あったのかなぁとも思ったり…同じ空気にふれていたのであれば、この妙なシンパシーも腑に落ちます。
    まぁ何はともあれ、寝袋とトイレ大事ってことで‼

  • まず、この「野宿入門」という本を手にとった私の精神の状況を特筆すべきだと思います。

    疲れているのでしょうか、あるいは湧き起こるバイタリティーを抑えきれないでいるのでしょうか。まぁ、どちらでも良いですね。

    本書には野宿をするにあたっての注意事項、覚悟、実用的なコツについて実体験をもとに偽りなく書かれてあります。

    野宿をおぼえれば、旅先の出費をおさえられる。
    野宿をおぼえれば、終電を逃したってだいじょうぶ。
    野宿をおぼえれば、新たな世界の友達がふえる。


    私が本書を購入したように、このレビューを覗いたあなたもきっと、野宿がしたいのでしょう。どうぞ、おやりなさい。

著者プロフィール

1980年、神奈川県生まれ。人生をより低迷させる旅コミ誌『野宿野郎』編集長(仮)。著書に『野宿入門』(草思社)など。好きな盆踊り会場は「錦糸町の河内音頭」、好きな音頭は郡上おどりの「猫の子」

「2015年 『今日も盆踊り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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